【たるみを撃退】顔のリフトアップに効果絶大な方法
年齢を重ねると顔のたるみが気になってくるものです。
顔がたるんでいると、疲れた印象や老けた印象を与えてしまいます。
現在進行形でお顔のたるみに悩んでいる方や、将来のための予防策が知りたい方も多くいらっしゃることでしょう。
そこで、本記事ではたるみの原因や、リフトアップに効果絶大なセルフケア、また本格的にたるみを撃退したい方のための治療方法を紹介します。
お顔のたるみに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
顔がたるんでくる原因は ?
顔がたるんでくると老いを実感して、気持ちまで暗くなってしまいますよね。
反対に、フェイスラインが引き上がった肌であれば、若々しい印象になり、ご自身の気持ちも明るくなることでしょう。
顔のたるみにはさまざまな原因があり、なかには複数の要因が重なっているケースもあります。
たるみの原因を理解することは、たるみの撃退・予防への第一歩です。ここでは代表的な5つの原因を紹介します。
関連記事:フェイスラインをすっきりさせるためおすすめの方法・習慣5選
原因①顔の筋肉(表情筋)の衰え
年齢を重ねることで顔の筋肉が衰えると、皮膚を支える力が弱まり、顔がたるんでしまいます。
また、コロナ禍によるマスク生活で、以前よりも表情を動かさなくなった方や、リモートワークの普及によって、人と話す機会そのものが減った方も多いのではないでしょうか。
表情筋もほかの筋肉と同じく、使わなければ衰えてしまいます。
年齢を重ねた方だけでなく、表情筋を使わない生活をしている20~30代の方もたるみに注意したほうがよいでしょう。
原因②肌のハリ不足
年齢を重ねるとともに、肌のハリや弾力が失われるのも、顔がたるんでくる一因です。
私たちの肌は加齢とともに、コラーゲンやエラスチンといった、肌のハリや弾力のもととなる成分が減少します。
肌のハリが保てないと、重力に引っ張られるかたちで顔の皮膚がたるんできます。
原因③肌の乾燥
顔がたるんでくる原因としては、肌の乾燥も忘れてはいけません。
肌が乾燥すると、肌の内側に水分を蓄える機能が低下し、顔の弾力が落ちてしまいます。
肌の乾燥は、紫外線を浴びたときや、十分なスキンケアができていないとき、さらに、水をあまり飲んでいないときにも起こります。
普段の私たちの生活は、エアコンの風や外気に直接触れており、肌にとっては劣悪な環境ですので、スキンケアによる保水・保湿が大切です。
そのため、丁寧なスキンケアができていないと肌が乾燥して、顔がたるんできてしまいます。
原因④皮下脂肪の増加
皮下脂肪の増加もまた、顔のたるみの原因です。
余分な皮下脂肪が増えると、皮膚や筋肉を支える力が弱まり、たるみとなって現れます。
不摂生で太った際だけではなく、加齢により代謝機能が衰えることでも、皮下脂肪は増加します。
皮下脂肪を落とすには、ジョギングやサイクリングなどの有酸素運動が効果的です。
原因⑤姿勢の悪さ
慢性的な姿勢の悪さも、顔がたるんでくる原因になりえます。
特にデスクワークなどの事情で長時間同じ姿勢で過ごし、猫背や巻き型といった、悪い姿勢が癖になっている方は多いはずです。
そうした悪い姿勢が続くと、筋肉のバランスが崩れ、その上にある脂肪の位置までがずれることで、たるみを引き起こしてしまいます。
普段から正しい姿勢を意識しながら、生活を送るのが大切です。
たるみ予防に効果絶大なセルフケア
顔がたるんでくる原因がわかったところで、たるみ予防に効果的なセルフケアを紹介します。
美容施術に頼らず、まずは自力で上向きのお顔を目指したい方は、ぜひ参考にしてください。
方法①表情筋を鍛える
顔のたるみ予防には、表情筋を鍛えることが効果的です。
より効率的にトレーニングするために、鍛えたほうがよい筋肉について知っておきましょう。
【鍛えたほうがよい筋肉】
頬筋 |
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大頬骨筋 |
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小頬骨筋 |
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これらの筋肉に効かせることを意識して筋トレを行いましょう。
それでは、すき間時間や作業中にできる表情筋トレーニングを紹介します。
【表情筋トレーニング①】
- 口を閉じて口角を上げ、笑顔をつくる
- 頬を高く上げて、そのまま10秒ほどキープする
- そのまま前歯が見えるくらいに口を開けて、笑顔をつくる
- その状態を10秒キープする
【表情筋トレーニング②】
- 口全体を大きく開けたまま「あ」と発音する
- 口を真横に引きのばして「い」と発音する
- 口を突き出すようにして「う」と発音する
- 口角を上げて「え」と発音する
- 口を大きく縦に開き「お」と発音する
これらのトレーニングは簡単にできるので、ぜひ試してみてくださいね。
関連記事:顔を小さくするおすすめの方法6選を紹介
方法②マッサージを行う
顔のたるみには、血流を促進し、表情筋を活性化させるマッサージも効果的です。
日ごろから表情筋のゆるみやコリをしっかり刺激して、引き上がったお顔を目指しましょう。
マッサージ方法は次の通りです。
【リフトアップマッサージ】
- 耳を引っ張りながらぐるぐる回してウォーミングアップする
- 親指を使って鎖骨を下から上にグーッと押し上げる
- 小鼻のわきのくぼみを強めに指圧する
- 耳の穴の前側にあるくぼみ部分を10秒指圧する
- あご先から耳下まで拳でゴリゴリ引き上げる
- 首筋を上から下に、さするように指でなぞって老廃物を流す
- 鎖骨のくぼみを強めに指圧する
このマッサージは、毎日繰り返すことでより効果を実感しやすくなるので、続けてみてください。
方法③頭皮のコリをほぐす
意外と見落としがちなのが頭皮のコリです。
顔の筋肉は頭の筋肉とつながっているため、頭皮のコリをほぐすと表情筋のこわばりも緩み、フェイスラインのもたつきが解消します。
リンパが通っている耳周りをしっかりとマッサージすることからスタートし、頭長、後頭部の順番にまんべんなく頭皮のコリをほぐしましょう。
方法④スキンケアを丁寧に行う
先ほど説明した通り、お肌の乾燥は顔がたるんでくる一因です。
乾燥を防ぐためにスキンケアを丁寧に行い、肌内部にしっかりと水分が保たれるようにしましょう。
また、リフトアップ効果が期待できる薬用の化粧水を取り入れると、肌のハリを保つのに役立ちます。
スキンケアアイテムを使うときに注意したいのが、必ず顔の下から上に向かってなじませていくことです。
これを逆にして、上から下に向かってつけると、肌がだんだんと下がってきて顔がたるんでしまいます。
毎日の習慣が顔のたるみに影響してくるので、「スキンケアは下から上に」を意識しましょう。
方法⑤紫外線対策を徹底する
すでに始まっているたるみを悪化させないために、紫外線対策を徹底することも大切です。
紫外線を浴びると肌のハリや弾力を保つ成分が減少するため、日焼け止めや日傘を使って対策しましょう。
肌に悪影響を及ぼす紫外線にはUVAとUVBの2種類があり、たるみの原因となるのはUVAです。
UVAは波長が長く、肌の奥の真皮層まで届いてダメージを与えます。
また、そのダメージは蓄積され、数年後にシミやたるみとなって肌に現れるのが厄介なところです。
まだシミやたるみが気になっていない方も、今から紫外線ケアを始めておくことをおすすめします。
方法⑥余分な脂肪を溜めない
余分な皮下脂肪はたるみの原因となります。
特に、顔の輪郭周辺は皮下脂肪がつきやすい部位なので、日ごろから脂肪を溜めないように心がけましょう。
無理にダイエットする必要はありませんが、食べすぎや糖質の多い食事を避け、健康的な標準体重を目指すことをおすすめします。
標準体重は以下の計算式で求められるので、ご自身の健康状態を図る一つの指標にしてみてください。
標準体重(㎏)=身長(m)×身長(m)×22
また、毎日の食事をよく噛んで食べるのも意識したいところです。
満腹中枢が刺激されて食べすぎ防止になりますし、表情筋トレーニングもできて一石二鳥です。
方法⑦むくみを取り除く
顔がむくんでしまったらそのまま放置せず、都度解消してあげましょう。
顔がむくんでいるということは、余分な水分や老廃物が溜まっている状態ということです。
放置するとそれらが重力でどんどん下がり、顔がたるんできてしまいます。
今回は、簡単なむくみの解消方法として、「温冷ケア」を紹介します。
【温冷ケアの方法】
- 約40℃のお湯で顔を洗う
- 温めた手で顔全体を包み込む
- 温めた手を首にフィットさせる
- 冷たい水で顔を洗う
- 冷たい手で顔全体を包み込む
- 冷えた手を首にフィットさせる
「温める」と「冷やす」を交互に繰り返すことで血流を促進させ、むくみを流します。
方法⑧正しい姿勢を保つ
実は、姿勢の悪さもたるみの原因のひとつです。
猫背やストレートネックにより首が前に突き出た姿勢でいると、顎下がたるみやすくなります。
日ごろから姿勢が悪いと、むくみや二重顎になってしまうので、正しい姿勢を保つように心がけましょう。
歪んでいる姿勢をリセットするために、自分の姿勢をチェックする方法を紹介します。
【姿勢チェックの方法】
- 腕を体の側面につける
- 腕を横に広げるようにして持ち上げ、そのまま上まで持っていく
腕と指先をまっすぐ伸ばすのがポイントです。
腕を180度上げたときに、途中でつまってしまう場合は、姿勢が悪い可能性があるので、正しい姿勢を意識してみてください。
クリニックによるリフトアップに効果絶大な治療方法
ここまでで、たるみ予防に効果的なセルフケアを紹介してきましたが、今あるたるみを撃退するためには、クリニックで受けられる美容医療に頼るのも一つの手段です。
長年進行したたるみに悩んでいる方や、セルフケアでなかなか効果が得られない方のために、リフトアップ効果のある治療を紹介いたします。
フェイスリフト
フェイスリフトは、たるんだ皮膚を切り取って引き上げる手術です。
皮膚と、皮膚の土台であるSMAS筋膜を一緒に引き上げるので、顔の深部の構造から作り変えることができます。
これにより、たるみやシワの改善が見込めます。
フェアリフト
フェアリフトは、糸によるリフトアップと同時に、注射による刺激で肌を引き締める美容施術です。
注射器を使って細く短い糸を密に挿入することで、お顔の気になる部分をピンポイントにリフトアップさせることができます。
非常に細い針を挿入するため、腫れや注射あとが残りにくいです。
また、挿入する糸は数か月かけて肌に吸収され、同時に肌のハリや弾力のもととなるコラーゲンを発生させます。
糸によるお肌の引き上げと注射による美容成分の生成で、リフトアップと引き締めを同時に実感できます。
ウルセラ
ウルセラは、専用のマシンを使ったハイフとよばれる美容施術の一つです。
ハイフは肌の奥に超音波を照射するため、皮膚を切らずにリフトアップ効果が見込めます。
そんなハイフのなかでも一番メジャーなのがこのウルセラで、特に深い層に焦点を当てられるので、しっかりとしたリフトアップ効果をもたらしてくれます。
皮膚を切らずに肌の奥にアプローチできるため、内出血や腫れが起こりにくいという点もうれしいポイントです。
ウルトラセルZi
ウルトラセルZiは、ウルセラに次ぐパワーをもったハイフマシンで、痛みが少ないのが特徴です。
ウルセラ同様、超音波を肌の奥に照射して皮膚を土台から引き上げます。
さらに、ウルセラよりもリーズナブルな価格で施術を受けることができるので、「ハイフは高くて気軽に受けられない」という方にもおすすめです。
脂肪吸引
ほほや顎に脂肪が付き、たるんでしまっている方には、脂肪細胞を吸引する「脂肪吸引」がおすすめです。
顔まわりに脂肪が付くと、たるむだけでなく顔が丸く大きく見えますし、ぼんやりとした印象を与えてしまいます。
脂肪吸引では脂肪細胞を排出させ、フェイスラインをすっきりさせることが可能です。
大人になると、脂肪細胞の数が増えることは基本的にないので、脂肪吸引を受けたあとはリバウンドの心配がありません。
ただし、吸引時に耳の前や顎下の部分を数ミリ切開するため、内出血や腫れなどのダウンタイムが生じるので、施術の前後は仕事やスケジュールを調整する必要があります。
BNLS脂肪溶解注射
BNLS脂肪溶解注射は、植物由来成分を主原料とする脂肪溶解注射です。
少しでも体の負担を抑えてリフトアップを目指したい方に、おすすめの施術方法です。
BNLS脂肪溶解注射では、脂肪溶解剤を注入して脂肪を溶かし、サイズダウンを目指します。
脂肪が気になる部位や、もたついている部位をピンポイントで狙えるので、顔の余分な脂肪を溶かしてたるみを解消し、フェイスラインを引き上げることができます。
施術箇所を冷却しながら注射するため、痛みはほとんど感じません。
一時的に内出血や腫れが生じるケースもありますが、メイクで隠せる程度です。
家庭用美顔器でできること
ここまでで、たるみ予防に効果のあるセルフケアの方法と、リフトアップが期待できる美容施術を紹介してきました。
セルフケアは手軽に行えますが、たるみを撃退するような大きな効果が期待できるものではなく、あくまでも予防策という位置づけになります。
反対に、美容施術は絶大なリフトアップ効果を見込めますが、費用が高く継続しづらいのが難点です。
そこで提案したいのが、家庭用美顔器によるホームケアです。
肌を引き締めてハリを与えてくれる機能を搭載したもの選べば、美容医療に比べてリーズナブルな料金で、ハイクオリティなケアを行うことができます。
それでは、お肌を上向きの印象にする効果が見込める家庭用美顔器の機能を紹介します。
機能①ラジオ波
ラジオ波とは、周波数が高い電磁波のことで、適切に照射することで、身体をポカポカと温めてくれます。
脂肪は一度冷えると温まりづらい性質を持っており、身体を温めて脂肪をやわらかい状態にするラジオ波の施術は、余分な脂肪を落とす助けにもなります。
関連記事:ラジオ波で得られる効果とは?メリット・デメリットも紹介
機能②サーマルフラクショナル
サーマルフラクショナルでは、高周波レーザーを点状に照射して、肌の奥※で熱エネルギーを発生させます。
この熱エネルギーが身体を温めて全身をほぐすことで、痩せやすい身体づくりをサポートしてくれます。
レーザーを点状に分散させて照射するので、高出力でも肌への負担を抑えることが可能です。
【関連記事】
【最高傑作】MetaLTの機能や効果、リアルなレビューを徹底解説
機能③EMS
EMSは、微弱電流を流して自分では動かすことのできない筋肉を運動させる機能です。
顔に使うことで、顔全体の筋肉を動かして引き締めてくれます。
関連記事:EMSによる痩身効果は?家庭用と業務用の違いも紹介
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いかがでしたでしょうか。
たるみは、日々の習慣の積み重ねによって引き起こされるため、年齢にかかわらず、表情筋の衰えやお肌の乾燥を対策しなければなりません。
ご自身のお悩みの程度に合わせて、たるみ予防のセルフケアや、美容医療などを実践してみてはいかがでしょうか。
また、顔のたるみは、頭皮のコリや姿勢の悪さなど身体全体と関係しています。
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