サーマクールがたるみに効果的な理由とハイフとの共通点・違い - 美活コラム

BEAUTY COLUMN サーマクールがたるみに効果的な理由とハイフとの共通点・違い

公開日 2023.10.23 更新日 2024.09.14

サーマクールがたるみに効果的な理由とハイフとの共通点・違い

サーマクールは、アメリカで開発され日本にもたらされてから長く利用されているラジオ波照射マシンです。主にフェイスラインの引き締めに効果を発揮するとされ、たるみに悩んでいる方への美容施術や治療に使われてきました。

ここでは、サーマクールの施術が気になっている方のため、たるみの原因やサーマクールに期待できる効果などについて解説します。この記事を読むことによってサーマクールの特徴や魅力がわかります。
比較されることが多いハイフとの違い・共通点もまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

たるみに効果のあるサーマクールとは


サーマクールは、電磁波の一種であるラジオ波を使って肌の引き締め・脂肪燃焼・代謝アップといった目的に使用されている美容機器です。

仕組みとしては、ラジオ波を照射して皮膚の内部にダメージを与え、細胞が元に戻ろうとする段階でコラーゲンが生成されていくために、肌の土台部分から新しく生まれ変わっていきます。

この仕組みを利用して、アンチエイジングや肌質の改善、たるみを引き上げる引き締め効果が生まれてきます。

サーマクールを当てた部分は、約1ヶ月から3ヶ月程度で修復へと向かいます。

ラジオ波自体は出力や温度を適切に設定すれば、安全に美容施術に使うことが可能です。

火傷や施術の前後での暴飲暴食を避けるといった注意点を守れば、安全に使用を続けられます。

ただし、サーマクールはラジオ波を扱う美容機器のなかでも熱さや痛みを感じやすい特徴があるため、機器の使用に慣れており技術力をもつ人が責任をもって施術にあたらなければなりません。

火傷やその他のトラブルを避けるためにも、自己判断で個人が使用することはおすすめできません。

関連記事:ラジオ波で得られる効果とは?メリット・デメリットも紹介

肌のたるみの原因

 


次に、肌がなぜたるんでしまうのか3つの原因をチェックしていきましょう。

原因①目の下の脂肪の下垂

目の下、下まつげの真下にあたる部分は「涙袋」とも呼ばれる部分ですが、元から皮膚が薄いため、加齢によって下垂が目立ちやすくなります。

紫外線の影響も大きく、目のまわりに日焼け止めを塗り忘れると皮下組織がダイレクトに直射日光の影響を受けるため、加齢が進んでしまいます。

たるみの原因は皮膚の下にあるコラーゲン、エラスチン、筋肉などの土台が弱まるためですが、目の下に脂肪が多い人は皮下組織のたるみによって脂肪も形が崩れてくるため、特にたるみが目立ってしまうのです。

関連記事:目の下のたるみを自力で治す!効果的で継続しやすいセルフケアの方法

原因②頬の脂肪の下垂

顔の中心近くに位置する頬は、肌のハリが非常にわかりやすい部分です。皮下組織のコラーゲン・エラスチン・筋力が弱まってくると、その上にある頬の脂肪や皮膚を支えられなくなり下垂が起こります。

一気にむくんだり太ったりすると脂肪や水分が増えるため、同じく頬の下垂が起こりやすくなります。目元と同じく頬も重力の影響を受けるため、紫外線の影響や筋力の低下には注意が必要です。

原因③皮膚の繊維の伸展

顔は皮膚・皮下脂肪・筋肉にそれぞれ分かれて層状に重なっています。コラーゲン・エラスチンといった土台部分の繊維は、表皮のさらに下にある真皮層に網目状に重なり合って弾力を維持しています。

加齢による変化や直射日光によるダメージが真皮層にまで及ぶと、網目状に結びついて広がっているコラーゲン・エラスチンの弾性が崩れ、頑丈な構造をもって皮膚を支えられなくなり、たるみにつながります。

皮下脂肪は真皮層よりも下(奥)に位置していますが、一気に太ってしまった場合にはやはり脂肪の量が増えて真皮層の構造を変化させるため、部位によっては皮下脂肪が上になって真皮層を圧迫し、たるみを引き起こします。

サーマクールに期待できる効果

サーマクールは細胞にダメージを与えて自然治癒を起こし、肌の引き締め効果を期待する施術です。具体的にどのような変化が期待できるのかについて解説します。

効果①小じわが目立たなくなる

サーマクールは切らないたるみ治療として知られていますが、たるみが解消されるのと同じく皮膚の引き上げ効果も期待できます。目元のように小じわが発生しやすい部位に照射すると、たるみと同時に皮膚のシワも引き上げによって目立たなくなる可能性があります。

すべての小じわが一度に解消できるわけではありませんが、サーマクールを照射した方で「シワが改善された」と答えたケースが多くみられるため、細かいシワが多い方は見た目年齢のアンチエイジングにも役立てられるでしょう。

効果②透明感がアップする

肌のシワが多いと、その部分がくすんだように見えるため見た目年齢にも影響してしまいます。一方、サーマクールを照射した場所は照射直後から少しずつ回復へと向かい、コラーゲンが生成されるため、ハリツヤが戻ったようになります。

シワや肌の凸凹が解消されてくると、肌がピンと張った感じとともに滑らかな見た目になります。くすみの少ない肌は透明感が出るので、特別なスキンケアやメイクがなくてもイキイキとした見た目に仕上がるでしょう。

効果③ニキビや毛穴が改善する

サーマクールを照射した部分は、ニキビの原因菌とされているアクネ菌の増殖が抑えられます。熱による物理的な殺菌作用が与えられるため、アクネ菌が皮脂をエサに大増殖するといったトラブルを予防できるのです。

もちろんニキビがすでにできている部分には照射できませんが、何度も繰り返し同じ場所にできるニキビ跡などには、ニキビの改善効果が期待できるでしょう。また、皮膚の引き上げ効果によってシワとともに毛穴の開きが解消される効果も期待できます。

効果④肌のたるみが改善する

サーマクールは、肌のたるみを改善するのにも効果的な施術です。サーマクールでは脂肪層までに熱を届け、引き締めることによって肌のたるみを改善する効果があります。そのため、小顔効果も大きいです。
フェイスラインがスッキリするので、顔全体のたるみを感じている場合に向いている施術です。また、肌の深層まで高周波エネルギーが浸透することから、真皮層全体に広がるコラーゲンを熱によって収縮させる効果もあります。
こういった働きによりコラーゲン増生が促進され、引き締まるのもたるみが改善する大きな理由です。

サーマクールに即効性はある?

 

サーマクールは、数ある美容施術の中でも即効性が高いとして知られています。

これもサーマクールの施術人気が高い大きな理由といえるでしょう。

施術直後から翌日にかけてコラーゲンが収縮し、即効性のある効果を発揮します。

そのため、施術直後から肌が引き締まっているのを実感することも少なくありません。

即効性があるというと「元に戻るのも早いのでは?」といった心配をする方がいるでしょう。

ですが、サーマクールは3ヶ月ほどかけて効果がピークに達したあと、そこから半年~1年ほどかけて徐々に元に戻ります。

そのため、半年~1年のペースで施術を行うことにより、状態を維持することが可能です。

 

関連記事:【最高傑作】MetaLTの機能や効果、リアルなレビューを徹底解説

 

MetaLT
165,000円(税込)

機能
EMS・サーマルフラクショナル・ラジオ波・エレクトロポレーション・マイクロカレント

\今なら月々6,800円から購入可能/

サーマクールとハイフの共通点は

 

サーマクールと同様にたるみ改善に効果的な施術として「ハイフ(HIFU)」が挙げられます。

2つの施術に共通して言えるのが、ダウンタイムがない点です。

そのため、仕事が忙しくて休めない方や、周りに知られることなく美容の施術を受けたいと考えている方にも向いているでしょう。

 

ただ、ハイフは照射の強さによってダウンタイムが変わるので、よく確認しておきましょう。

効果の持続期間が半年~1年ほどであるのも共通点です。治療時間についても、どちらも15~30分ほどとなっています。

 

長時間に及ぶ施術はなかなかタイミングが合わない、時間が取れないと考えている方にも人気です。

なお、施術直後からメイクが可能で、洗顔や入浴も当日から行えます。

関連記事:ハイフの5つの副作用と3つのデメリットを回避するためのポイント

サーマクールとハイフの違い

続いて、サーマクールとハイフの違いについてです。どちらの施術を受けようか悩んでいる方は違いを理解すると自分に適している施術を判断しやすくなります。

施術(マシン)名 サーマクール ハイフ
使用エネルギー ラジオ波 超音波
即効性 高い マシンの種類による
照射の深さ 脂肪層まで 筋膜層まで
治療可能部位 全身 太い血管や神経の通っていない部位
向いている悩み ・顔を引き締めたい
・目の下のたるみを改善したい
・小顔になりたい
・フェイスラインを引き上げたい
・顔の下半分がたるんでいる
・顎のラインをすっきりさせたい

詳しく解説します。

リフトアップ効果の違い

サーマクールは、真皮層を中心にまんべんなくアプローチ可能です。
顔全体を引き締めたいと考えている場合に向いているでしょう。
一方、ハイフはさらに深い皮下脂肪からSMAS筋膜にまでアプローチできるのが特徴です。
ハイフは筋肉へのアプローチが可能なので、狙った場所へしっかりと作用させたい場合に向いています。
そのため、よりリフトアップ効果が高い方法を選択したいと考えているのであれば、ハイフが向いているでしょう。
ただ、ハイフには引き締め効果がほぼないので、注意が必要です。

痛みの違い

ハイフの場合、機器によってはほぼ痛みを感じません。
使用する美容機器によって異なりますが、基本的にハイフよりもサーマクールの方が痛いとされています。
特にサーマクールで痛みを感じやすいとされているのが、骨周辺への照射です。
また、サーマクールの施術による火傷も報告されているため、
安全対策を十分に行っているところで施術を受ける必要があります。

治療可能範囲の違い

サーマクールでは、波長が長く、周波数の低いラジオ波(RF)を使用します。
人体に影響のある電磁波よりも安全に利用できるため、顔から全身にかけて照射できます。
一方、ハイフは深い部分まで届く超音波を使用したマシンです。
そのため、顔などに照射する場合はシワの解消やリフトアップを目指したい部位のみに限られます。

ダウンタイムの違い

ダウンタイムは、どちらもほぼありません。
ただ、個人差もあるので、肌が弱い方などは腫れやほてりなどの症状が現れることもあります。
また、強いパワーでハイフの施術を行った場合、1週間ほどのダウンタイムが発生することもあります。

施術によるリスクの違い

どちらも火傷や赤み、むくみ、色素沈着などのリスクがあります。
一般的にサーマクールはきちんとした知識のある医師が対応すれば安全性は高いです。
ですが、ハイフについては施術の仕方を誤ると痺れや神経麻痺などの恐れがあります。

サーマクールは複数の顔の悩みに役立つ

今回は、サーマクールの特徴と期待できる効果、ハイフとの違いについて紹介しました。「切らないたるみ治療」として知られていますが、たるみ以外にもさまざまなメリットが期待できるため、「シワとたるみ」「たるみと毛穴」のように、複数の肌悩みがある方におすすめです。

サロンや医療機関では、サーマクールのほかにも、ハイフのように悩みに応じた施術が用意されています。いくつかの施術を比較・検討して、自分の悩みに合った方法を選びましょう。

 

株式会社NBSでは1台で5役をこなす家庭用美顔器『MetaLT』を提供しています。
家庭用ならではの高い操作性と、業務用に負けないパワーを兼ね備えており、セルフエステサロンへの導入にも適しています。
ご興味をお持ちの方は、ぜひ商品ページもご覧ください。

 


葉山潤奈さんにMetaLTのご紹介いただきました。

葉山潤奈さんにMetaLTのご紹介いただきました。

監修者

小島なつり

カスタマーサポート責任者
カスタマーサポート責任者/営業事務チーム責任者/プロエステティシャン

大学卒業後NBSへ入社。エステサロンの勤務から始まり、数々の経験を経て店舗責任者として勤務。
サロンにおいてはサロン売上№1、新規カウンセリング平均成約率95%、お客様指名率№1、アンケート回収率№1など、様々な実績を打ち立てた。後に本社勤務として転属し現在はカスタマーサポート責任者として、オーナー様やサロン顧客様の満足度向上を果たすために様々なサポートを実施中。

NBSにおける自分の信念

常に現場目線でいること。これは、弊社のお客様目線であることはもちろんですが、その先のエンドユーザー目線であること。そして一緒に働くスタッフに対してもです。どんな業務においても相手のためになることをしていきたいです。

▼セミナーでメイン登壇者としての実績も有
https://www.youtube.com/watch?v=FD-gc4m1V7I

▼Instagram所属チーム
nbs_salonsupporter

▼Instagram管理アカウント
nbs_official
n_ayamisato
metalt_official

\今なら月々6,800円から購入可能/