EMSを搭載した美顔器で期待できる効果を徹底解説

美顔器を使っている、もしくは興味をお持ちであれば、EMSという言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
しかし、なかには「詳しい効果はわからない」「どんな効果があるんだろう」と疑問にお思いの方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、EMSを搭載した美顔器を使うと得られる効果を、注意点を交えながら解説します。
EMSの効果を知ったうえで美顔器を使いたいとお考えの方は、ぜひ参考になさってください。
EMSとは

EMSはElectrical Muscle Stimulationの頭文字を取った言葉で、日本語では「電気的筋肉刺激装置」といいます。
人間の体には微量の電気が流れており、脳から運動神経に向けて電気刺激を送って筋肉を動かしています。
この電気刺激の仕組みを分析し、肌表面から直に筋肉に向けて電気刺激を送れるようにしたのが、EMSです。
もともとは医療現場でのリハビリテーションや、アスリートのトレーニングに活用されており、プロフェッショナルのみが扱える技術でした。
しかし現在では、誰でも安全に使えるように進化し、私たちの手にも届くようになったのです。
関連記事:EMSによる痩身効果は?家庭用と業務用の違いも紹介
EMSを搭載した美顔器の4つの効果

EMSは、電気刺激によって自分の意思とは関係なく筋肉を動かせる機能であることがわかりました。
ここからは、EMSを搭載した美顔器を使うと得られる4つの効果をご紹介します。
効果①フェイスラインを集中ケアできる
顔の悩みで特に気になる部分として、フェイスラインが挙げられるのではないでしょうか。
EMS機能をもつ美顔器であれば、フェイスラインを集中的にケアできるので、顔がスッキリとしたような実感を得られます。
顔がスッキリすると、表情も若返り、明るい印象作りに役立ちます。
効果②しわやほうれい線が気にならない肌に導く
筋力がつくだけではなく、肌のハリやツヤを実感できるのも、EMSの特徴です。
EMSで筋肉に刺激をくわえると、肌の角質層も同時に刺激されます。
人間の体には、肌の水分を保持してツヤをもたらすはたらきがあり、肌が内側からうるおうと、乾燥によるしわやほうれい線もケアできます。
効果③二重顎がスッキリとする
二重顎には、体の水分の滞りや肌のハリ不足、猫背、顔の筋力低下など複合的な原因が考えられます。
ストレッチやトレーニングで正しい姿勢を身につけつつ、EMSを併用すると、二重顎もスッキリとします。
ただし、EMSを照射するだけでは、二重顎を解消しきれません。
なぜなら、EMSの本来の役割は、トレーニングや生活習慣の改善をサポートすることだからです。
トレーニングと並行してEMSを継続すれば、体のめぐりも整い、肌にハリが出て、顎の下もスッキリとした印象になります。
効果④体のめぐりを整える
顔や体がスッキリと軽くなったような実感を得られるのも、EMSの効果の一つです。
朝の顔のむくみや、夕方の足のむくみなどは、体の水分が滞っていることで起こります。
EMSを照射しながら美顔器で気になる部分をマッサージすると、滞留している水分が流れて、体のめぐりが整います。
EMS美顔器を使用する際の3つの注意点

EMSは人体に対して安全に設計されていますが、扱い方を誤ると危険です。
美顔器を使用する際は、以下の3点に注意しましょう。
注意点①使用箇所を確認する
EMSを照射する前に、説明書にある照射してはいけない部位を必ず確認してください。
美顔器にもよりますが、EMSを搭載している、いないにかかわらず、ほとんどの機器は眼球付近や耳、喉仏付近、傷口には照射できません。
もし施術後の肌に違和感があったら、すぐに使用を中止して、医療機関に相談しましょう。
注意点②ジェルやミストを使う
美顔器を使う際は、以下の理由から肌を保湿剤で十分に濡らさなければなりません。
美顔器を使う際に保湿剤で肌を湿らせる理由
- 電気の伝導をよくする
- 摩擦による肌への負担を防ぐ
- 照射によって熱がこもるのを防ぐ
- 肌のうるおいを守る
EMSは肌に電気を流す施術のため、肌が乾燥したままでは電気の通りが悪くなり、十分な効果を発揮できません。
そのため、肌をジェルやミストで湿らせる必要があるのです。
また、美顔器は肌の上を滑らせて使うので、それによる摩擦や乾燥から肌を守るためにも、保湿剤が不可欠です。
保湿剤は市販のものでも代用できますが、美顔器専用のものは適度な粘度があり、熱によって蒸発しにくく設計されているため、できれば専用の商品を使いましょう。
ただし、電気は油を通らないので、市販の保湿剤を用意する場合は水溶性のものを選ぶほか、保存料や着色料、香料のないものを選んでください。
美顔器によって肌の角質層に水分が浸透しやすくなるため、なるべく肌に刺激を与えない保湿剤を使用するのが理想です。
注意点③使用頻度を守る
EMSの使用頻度は週に2~3回ほどです。
効果を出したいと思うあまり、何度も照射したくなるかもしれませんが、頻度が高すぎると肌への刺激によってやけどや乾燥を引き起こす可能性があります。
一方で、使用頻度が低すぎても、効果が発揮されなくなってしまいます。
必ず説明書にある使用頻度を守りましょう。
業務用と家庭用のEMS美顔器の違い

エステサロンで使われている業務用の美顔器と、家庭用の美顔器、どちらでEMSを照射するか迷われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここからは、両者の違いをご紹介します。
業務用EMS美顔器
業務用のEMS美顔器は、据え置き型の大きな機器に専用のプローブとよばれる器具や、パッドを取り付け、それを肌に当てて電流を流します。
エステティシャンが操作する前提で作られているため、コンパクトさよりも、出力の強さを優先して設計されているところが、家庭用との大きな違いです。
出力は周波数によって異なり、業務用と家庭用で以下のような違いがあります。
業務用と家庭用のEMS美顔器の周波数の違い
業務用 | 家庭用 | |
周波数 | 中周波(1,000~10,000Hz) または 高周波(10,000Hz以上) | 低周波(1~1,000Hz) または 中周波(1,000~10,000Hz) |
出力 | やや強い~強い | やや弱い~やや強い |
また、EMSはほかの施術の効果を高められるので、別のメニューと併用して照射されることが多くあります。
エステサロンのメニュー次第では、相乗効果によって肌にうるおいを補充できるのも魅力です。
ただし、エステサロンに通いつづけなければならないので手間がかかるうえ、費用もそのたびにかさむという点は、デメリットと言えます。
家庭用EMS美顔器
家庭用のEMS美顔器は個人が使う目的で作られているため、小型のハンディタイプやパッドを貼り付けるタイプ、マスクタイプなどが一般的です。
気がついたときにいつでも照射できるのが大きな魅力で、トレーニングやエステサロンの効果を高めるために用いることもできます。
また安全性がもっとも重視されるため、周波数も低周波から中周波のものが多く、誰が使っても問題ないように設計されているのが特徴です。
痛みはそこまで強くありませんが、低周波のものは肌の表面に近い場所が刺激されるため、ピリピリとした痛みを感じる場合もあります。
EMS美顔器の選び方

EMS美顔器をご自身で購入する際は、以下の2点に注目してみてください。
使いやすさ
EMSは継続して使うことが大切なので、使いやすさにはこだわりたいところです。
使いづらい美顔器では、どうしても使用頻度が低くなってしまいます。
購入する際は、重さや手へのフィット感といった持ちやすさや、充電コードの有無なども確認しましょう。
充電したまま使えるほうがよいのであれば、スタンドに置いて充電するタイプの美顔器は避けたほうが無難です。
また、外出先でも使いたい場合は、本体に充電器が取り付けられているものが適しています。
このように、ご自身の生活スタイルに合っているかどうかを基準にすると、理想の美顔器を見つけられます。
コストパフォーマンス
美顔器を選ぶ際は、コストパフォーマンスにも目を向けてみてください。
EMSだけではなく、ほかの機能も兼ね備えている美顔器や、周波数が業務用と変わらない美顔器など、機能性に優れた商品を購入すれば、サロンへ何度も通う必要がありません。
初期費用がかかったとしても、長期的にみて手間や費用がかからず、効果も実感できる美顔器を探してみましょう。
業務用と同じ周波数のEMSを照射できる家庭用全身美容器『MetaLT』

「エステサロンに通うのは大変……でもしっかり効果を実感したい」
そんな方におすすめなのが、株式会社NBSが開発した家庭用全身美容器『MetaLT』です。
株式会社NBSは、業務用の痩身美顔器『シークレットメス』を開発した会社です。
MetaLTは、シークレットメスとまったく同じ周波数でEMSを照射することができます。
全部で5つの機能を兼ね備えており、お家で簡単にサロン級のお手入れが叶います。
業務用と同じ周波数なのはEMSだけではなく、ラジオ波やエレクトロポレーションも同様です。
いずれもエステサロンで人気の施術で、EMSと併用して提供されることが多くあります。
痛みもほとんどなく、特別なテクニックも不要です。
またスタイリッシュなデザインなので、部屋に出しっぱなしにしておいてもインテリアに馴染み、気がついたときにいつでも手にとれるよう工夫されています。
EMS機能を搭載した美顔器は体のめぐりを整えてスッキリとした印象作りに役立つ

今回は、EMSを搭載した美顔器を使うと得られる効果や、使用する際の注意点、業務用と家庭用の美顔器の違いなどをご紹介しました。
EMSは微量の電気で筋肉を本人の意思とは関係なく動かせる施術です。
筋肉が活発に動くと体のめぐりが整い、気になるフェイスラインや二重顎がスッキリします。
業務用と家庭用の美顔器では、機器の大きさや周波数が異なります。
家庭用の美顔器を使う際は、使用上の注意を必ず守り、トレーニングや生活習慣の改善とあわせて継続してみてくださいね。
株式会社NBSでは、家庭用全身美顔器『MetaLT』を開発・販売しております。
業務用と変わらない周波数で照射できるEMSをお求めの方は、ぜひ商品ページもご覧ください。