セルライトを潰すとどうなる?正しい改善方法も紹介 - 美活コラム

BEAUTY COLUMN セルライトを潰すとどうなる?正しい改善方法も紹介

公開日 2023.11.30 更新日 2024.09.14

セルライトを潰すとどうなる?正しい改善方法も紹介

お腹や二の腕をつまむと、肌表面に脂肪の凸凹、いわゆるセルライトが見えることはありませんか?
そのような場合、「セルライトをなんとかしたい」「そもそも自分で潰しても問題ないのかな」と悩まれているかもしれません。

そこで本記事では、セルライトをご自身で潰してもよいのかという疑問にお答えするとともに、正しい改善方法も紹介します。
滑らかな肌を手に入れたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

セルライトができる原因

セルライトは、肥大化した脂肪細胞と老廃物が凝り固まることで肌表面に現れてくるものです。
一度ついてしまうと簡単には解消できない、なかなか厄介な存在です。

そんなセルライトは、なぜ発生してしまうのでしょうか?
ここでは、セルライトができる代表的な4つの原因を紹介します。
原因を理解できれば、改善方法も見えてくるはずです。

原因①生活習慣の乱れ

食生活や運動をはじめとする生活習慣が乱れると、セルライトの発生につながります。

揚げ物やインスタント食品などの脂質や糖質が多く、栄養バランスがとれていない食事は、脂肪細胞の増殖を促してしまいます。
脂肪細胞が増殖・増大すれば、身体の内部にも脂肪が蓄積し、セルライトが発生するというわけです。

 

また、運動不足によって筋肉量が減り代謝が低下すると、脂肪が燃焼されずに新たなセルライトの原因にもなりかねません。

原因②加齢

年齢を重ねて代謝が低下することでも、セルライトができやすくなります。

 

加齢は代謝の低下だけではなく、筋肉がつきにくくなるので、全身の筋肉量の減少も引き起こします。
その結果、若いころと同じ運動を行ったとしても消費エネルギーが減少し、脂肪が燃焼されにくくなるため、セルライトが生じてしまうのです。

原因③冷えやむくみ

寒い季節のお悩みである、冷えやむくみもセルライトと大きな関係があります。

 

血液の流れが悪くなると、冷えやむくみが引き起こされ、脂肪細胞や老廃物、余分な水分を溜め込みやすくなります。
この状態では、セルライトの増加や悪化を招いてしまう一方です。

原因④喫煙

喫煙も、セルライトを作り出す原因の一つです。

 

タバコに含まれるニコチンには、血管を収縮させる作用と、血液をドロドロにしてしまう作用があります。
血管が収縮して血液がドロドロになると、全身に新鮮な酸素と必要な栄養を届けられません。
それによって、老廃物を含む血液が手足の先に留まってしまうので、むくみが起きてセルライトができやすくなります。

 

また、喫煙は気管支炎やぜんそくといった呼吸器系の病気や、肺がんを引き起こす原因にもなり、健康へのリスクも非常に高いため禁煙するのが賢明です。

セルライトができやすい部位

セルライトは、お腹やお尻、太ももといった下半身につきやすい傾向にあります。
下半身は、重力の関係で血流やリンパが滞りやすい部分だからです。

 

特に女性は、妊娠や出産に備えるために、お腹や太ももに脂肪がつきやすくなっているとされています。
さらに運動不足や長時間のデスクワークによって、身体を動かす機会が減ると、代謝が低下しセルライトが蓄積していく一方です。

 

ほかにも、ふくらはぎや二の腕もセルライトができやすい部位として挙げられます。

セルライトを放置すると起こること

セルライトをそのまま放置してしまうと、さまざまな悪影響が現れます。
手に負えなくなる前に、早めに対策したいところです。

腰痛や肩凝りの原因になる

セルライトが増加すれば、腰痛や肩凝りが引き起こされかねません。

 

お尻に多くのセルライトがついている場合、お尻の筋肉が弱くなっており、そのぶん腰への負担が増え腰関節の動きが悪くなります。
それにより腰周りの筋肉が弱くなり、セルライトが生じて血液の流れが悪くなると、腰に痛みを感じやすくなるというわけです。

 

また、腕の筋肉をあまり使っていないなら、腕や肩周りの筋肉が弱くなっている可能性があります。
腰と同様に、セルライトが生じて血流が悪化すれば、肩凝りの原因にもなりえます。

さらなるセルライトの原因になる

セルライトに何も手を施さなければ、セルライトの増加や悪化にもつながります。

一度セルライトが生じると、その箇所の血流はさらに悪くなります。
その結果、冷えやむくみが出て、さらにセルライトが発生するという悪循環に陥ってしまうのです。

見た目が悪くなる

セルライトが多いほど、見た目が良くないのは言うまでもありません。

初期の段階のセルライトを放置すると、肥大化した脂肪細胞と老廃物が表皮を圧迫していきます。
それによって皮膚の表面に凸凹が生じ、この見た目が果物のオレンジの皮の表面に似ているので、別名オレンジピールスキンともよばれています。

 

皮膚をつままなくても凸凹が生じるのであれば、代謝が低下しているうえに細胞の栄養も不足している状態です。
そのまま放っておくと、肌のハリやツヤも段々と失われていくでしょう。

セルライトは自分で潰してもよいのか?

セルライトは潰したほうがよいという情報を聞いたことがあるかもしれませんが、ご自身でセルライトを潰すのは禁物です。

 

セルライトをなくすために強い力を加えると、肌表面がきれいになったように見えるかもしれません。
しかし、これは一時的に脂肪細胞の位置が整っただけで、セルライト自体はなくなっておらず、しばらくすると凸凹が再び生じてもとに戻ります。

 

とはいえ、美容クリニックの痩身メニューでは、セルライトをマッサージで潰すこともありますよね。
実は美容クリニックではセルライトを潰す前に、高周波機器を使用して脂肪細胞を分解しています。
その後マッサージによって、分解した脂肪細胞を老廃物として血液中に排出しているので、ただ潰しているのではなく、セルライトの除去に効果のある施術を行っているのです。

関連記事:家庭用キャビテーションの特徴・効果とは?使い方や頻度もチェック

セルライトを自分で潰さないほうがよい理由

セルライトを無理にご自身で潰してしまうと、かえって逆効果になるおそれがあります。
ここからは、その4つの理由を解説しますので、セルライトをうっかりご自身で潰さないようご注意ください。

理由①皮膚が傷つくため

セルライトを潰したいからといって過度な力を加えると、皮膚を傷つけてしまいます。
皮膚が損傷すれば、周辺の細胞が傷ついた皮膚を修復するために老廃物を取り込み、脂肪細胞がさらに肥大化するので、逆効果となるわけです。

 

さらに痛みをともなうまで強い力で押すと、内出血を起こしてあざになってしまうおそれもあります。

また、皮膚の損傷や摩擦によって、色素沈着が引き起こされれば、黒皮症の原因になるかもしれません。

理由②毛細血管やリンパ管が損傷するため

セルライトをご自身で潰すと、毛細血管やリンパ管の損傷も引き起こしかねません。

セルライト付近には、毛細血管やリンパ管があります。
そのため、セルライトだけを潰すのは難しく、近くの毛細血管やリンパ管を傷つけてしまう可能性が高いです。

 

また、力を入れた際に毛細血管やリンパ管を圧迫すると、リンパ液の流れが滞り、腫れやむくみが発生するかもしれません。

理由③セルライトが悪化するため

セルライトを誤った方法で潰せば、状況の悪化も招きます。

セルライトを潰したら、2つに分裂します。
「セルライトが小さくなれば、効果はあるのでは?」と思われるかもしれませんが、傷ついた細胞には自身を修復する性質があり、脂肪細胞であるセルライトも例外ではありません。

 

2つに分裂したセルライトはそれぞれが修復するように動くため、結果としてセルライトが増えてしまうのです。

理由④痛みや不快感が生じるため

セルライトを潰すために、思いっきり力を入れたりつねったりすれば、痛みがともなうのは当然です。
また力を加えることで、不快感が生じるかもしれません。

 

セルライトは潰しても消えることはなく、根本的になくす必要があります
それにもかかわらず無理やり潰すと、痛い思いをするだけではなく、あざや毛細血管の損傷など、かえって身体に悪影響を与えてしまいます。

セルライトを潰さずに改善する方法

セルライトを放置すると、代謝が低下しさらにセルライトが大きくなり、凸凹が目立つという悪循環に陥ります。
セルライトをなんとかしたいなら、早めの対策が欠かせません。

 

そこでここからは、セルライトを潰さずに改善する6つの方法を紹介しますので、日常生活に取り入れてみてください。

方法①ダイエットを始める

ダイエットは、セルライトの改善を促すことができます。

健康的にダイエットするには、適度な運動に取り組みたいものです。
有酸素運動と無酸素運動を組み合わせて、脂肪を燃焼させ、筋肉をつけましょう。
有酸素運動にはウォーキングやサイクリング、水泳のほか、無酸素運動には筋トレや短距離走があります。

 

有酸素運動は、酸素を取り込んで脂肪を燃やすのに効果的です。
筋肉に負荷をかけられる無酸素運動で筋肉量を増やせば、代謝アップが期待できるので、セルライトがつきにくい身体を目指せます。
お尻や太ももといった下半身のセルライトが気になる場合は、スクワットやヒップリフトがおすすめです。

 

最初は短い時間であっても継続することに意味があるため、まずはできる範囲で始めてみてくださいね。

方法②身体を温める

身体を芯から温めるのも、セルライトの改善に効果が見込めます。

身体が冷えている状態が続くと代謝が悪くなるので、脂肪が燃焼しづらくなります。
蓄積した脂肪がセルライトに変化するのを避けるには、身体を温める温活を始めましょう。

 

【おすすめの温活の方法】

  • 寝起きに白湯を飲む
  • 紅茶や生姜湯、ココアなどの身体を温める飲み物を選ぶ
  • 湯船に毎日浸かる
  • 腹巻や靴下を着用する

緑茶やコーヒー、牛乳などは身体を冷やしてしまうので、あまりおすすめできません。

 

関連記事:インナーケアとは?毎日の中ですぐに役立つ実践方法について

方法③マッサージする

すでにセルライトができているなら、マッサージを行って改善を目指すのも方法の一つです。

マッサージで血液やリンパの流れを促進すれば、老廃物が排出されやすくなり、すっきり感を得られます。

 

セルライトが気になる部分を中心に、あまり力を入れすぎずに優しくマッサージしましょう。
入浴後など、身体が温まっているタイミングで行うのがおすすめです。

 

マッサージを行うときは、クリームやオイルを塗っておくと肌への摩擦を防ぐことができます。

方法④セルライトの改善に効果があるグッズを使う

マッサージと合わせて自宅で使えるグッズを活用するのも、セルライトの改善には効果的です。

 

【自宅で使えるセルライト改善のためのグッズ】

  • セルライトローラー
  • セルライト対策クリーム
  • 着圧スパッツ
  • 家庭用全身美容器

ローラーやクリームは、マッサージを補助してくれるアイテムです。
クリームで滑りを良くしたうえで、手の代わりにローラーでセルライトをほぐせば、効率的にマッサージできます。
また、就寝時やリモートワークの際など在宅時に着圧ソックスを着用しておくと、冷えやセルライトの改善に役立ちます。

 

EMSやラジオ波などの機能を搭載した、家庭用全身美容器を使用するのもおすすめです。
電気の刺激で筋肉を動かせるEMSを照射すれば、溜まった水分が流れて身体の巡りが整います。
さらに、高周波電磁波であるラジオ波を当てると、身体がポカポカと温かくなり、冷えの予防になります。

関連記事:痩身機器で効果が得られるメカニズムと種類ごとの機能を解説

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関連記事:【最高傑作】MetaLTの機能や効果、リアルなレビューを徹底解説

方法⑤食生活を整える

食生活の見直しも、セルライトの原因となる肥満の改善に役立ちます。
炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルの5大栄養素を、バランス良く摂取するのが重要です。

 

また食物繊維には、腸内環境を整え老廃物を排出するはたらきがあるため、セルライトとして蓄積される前に余分な脂肪の分解や排出を促すことができます。
特に、アボカドやオクラ、キウイフルーツには多くの食物繊維が含まれているので、積極的に食べることをおすすめします。

 

反対に、加工食品や油っぽいもの、アルコールは、セルライトを増やす原因になるので控えましょう。

ただし、痩せたいからといって、食べる量を極端に減らしたり糖質をまったくとらなかったりするのは避けてくださいね。
栄養失調や筋肉量の減少によって、代謝の低下を招いてしまっては本末転倒です。

方法⑥水分を摂取する

十分な水分をとるのも、セルライトの改善につながります。

体内に十分な水分があれば、身体の巡りが良くなります。
身体の巡りが整うと、老廃物が排出されやすくなり、セルライトができにくい状況を作り出すことができるというわけです。

 

1日に必要な水分量は、1~1.5L程度とされています。
ただし、一度に大量の水分を摂取すると、むくみの原因になるので注意しましょう。
一度にまとめて飲むのではなく、1日のなかでこまめに分けて飲むのがポイントです。

セルライトを解消するメリット

セルライトを取り除くことができると、どのようなメリットを得られるのでしょうか。
ここでは、3つのメリットを紹介しますので、ダイエットのモチベーションにつなげていきましょう。

メリット①きれいな見た目になる

「二の腕やお腹のセルライトが気になるから、タンクトップや水着が着られない……」と悩まれていませんか?

 

セルライトを解消できれば、肌表面の凸凹がなくなるので見た目がきれいになります。
さらにセルライトがなくなると、身体の巡りも良くなるので、つるつるとした肌に近づけます。

 

滑らかな肌を手に入れれば、今まで着るのをためらっていた服にも挑戦する自信がつき、ファッションの幅が広がるはずです。
冬のうちからセルライトの改善に励んで、肌を見せる機会が増える夏に備えましょう。

メリット②身体の巡りが改善する

身体の巡りの改善を見込めるのも、セルライトを解消するメリットの一つです。

多くのセルライトがついている部分は、血液やリンパの流れが悪くなっています。
それによって冷えを感じやすくなり、脂肪細胞や老廃物、余分な水分を溜め込みやすい状態が作られます。

 

そこでセルライトの解消に努めると、身体の巡りが良くなりポカポカした状態で快適に過ごせるようになるうえに、代謝もアップするなど嬉しい効果ばかりです。

代謝が上がれば、ダイエットの効果もよりいっそう実感しやすくなりますよ。

メリット③脚がすっきりする

セルライトを解消すると、すっきりとした脚を手に入れることもできます。

 

太ももやふくらはぎにセルライトがつきやすいのは、重力の関係で血流やリンパが滞りやすい点であるほか、下着による締め付けなどが関係しています。
特に習慣的に運動しない方や、長時間のデスクワークで座りっぱなしの方は、ケアしなければセルライトがつくのを避けられません。

 

太ももやふくらはぎのセルライトを改善できると、余分な水分も排出できるので、すっきりとした美脚を目指せます。

 

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いかがでしたでしょうか?

ご自身でセルライトを潰すのは禁物です。
無理にご自身で潰してしまうと、あざや毛細血管の損傷など、かえって身体に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

セルライトを改善するには、適度な運動を始めたり、栄養バランスのとれた食事を心がけたりして、生活習慣を見直すことが近道です。
専用のローラーやクリームを使って、マッサージするのもおすすめです。
さらに家庭用全身美容器を使用すれば、効果をより実感できます。

 

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葉山潤奈さんにMetaLTのご紹介いただきました。

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監修者

小島なつり

カスタマーサポート責任者
カスタマーサポート責任者/営業事務チーム責任者/プロエステティシャン

大学卒業後NBSへ入社。エステサロンの勤務から始まり、数々の経験を経て店舗責任者として勤務。
サロンにおいてはサロン売上№1、新規カウンセリング平均成約率95%、お客様指名率№1、アンケート回収率№1など、様々な実績を打ち立てた。後に本社勤務として転属し現在はカスタマーサポート責任者として、オーナー様やサロン顧客様の満足度向上を果たすために様々なサポートを実施中。

NBSにおける自分の信念

常に現場目線でいること。これは、弊社のお客様目線であることはもちろんですが、その先のエンドユーザー目線であること。そして一緒に働くスタッフに対してもです。どんな業務においても相手のためになることをしていきたいです。

▼セミナーでメイン登壇者としての実績も有
https://www.youtube.com/watch?v=FD-gc4m1V7I

▼Instagram所属チーム
nbs_salonsupporter

▼Instagram管理アカウント
nbs_official
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