30代から始めたい美容習慣と30代が注意するべき肌トラブルの原因 - 美活コラム

BEAUTY COLUMN 30代から始めたい美容習慣と30代が注意するべき肌トラブルの原因

公開日 2024.02.15更新日 2024.09.14

30代から始めたい美容習慣と30代が注意するべき肌トラブルの原因

「30代に入ってからお肌の調子が悪い」「おすすめの美容習慣があれば教えてほしい」などと考えていませんか。20代との違いを実感して、ショックを受けている方もいるでしょう。30代は身体の変化の影響でお肌の調子が悪くなりやすいと考えられています。放っておくと、状況はさらに悪化するかもしれません。

 

ここでは、お肌のトラブルが増加する理由と30代から取り組みたいスキンケアを詳しく解説しています。年齢に合わせた美容習慣を身につけたい方は参考にしてください。

 

30代で出てくる肌の悩み

一般的に、お肌の曲がり角は25歳前後と考えられています。このことは、過去に行われた調査でも明らかになっています。聖心美容クリニックが女性1,000名を対象に実施した調査によると、肌の老化を感じている年齢階層別の割合は次の通りです。[1]

年齢階層 合計 とても老化を感じている 老化を感じている やや老化を感じている
15~19歳 38% 5.0% 8.0% 25.0%
20~24歳 53% 4.0% 15.0% 34.0%
25~29歳 82% 5.0% 30.0% 47.0%
30~34歳 84% 9.0% 30.0% 45.0%

25~29歳で「老化を感じている」割合が30.0%(20~24歳は15.0%)に増加している点、30~34歳で「とても老化を感じている」割合が9.0%(25~29歳は5.0%)に増加している点がポイントといえるでしょう。これらの年代で、肌の老化を強く感じるようになっていることがうかがえます。

 

老化を感じている方は、どのような肌トラブルを実感しているのでしょうか。同調査によると、30代に多い肌トラブルは以下の通りです。

肌トラブルの内容 30~34歳 35~39歳
小じわ・しわ 31.2% 39.6%
シミ・そばかす 50.5% 62.5%
たるみ 30.1% 42.7%
ハリのなさ 30.1% 38.5%
カサつき・乾燥 54.8% 49.0%
くすみ 34.4% 45.8%
毛穴の開きの目立ち 54.8% 50.0%
目の周りのクマ 37.6% 37.5%
法令線の目立ち 25.8% 30.2%
毛穴の汚れの目立ち 34.4% 32.3%

30代前半・30代後半とも「シミ・そばかす」「カサつき・乾燥」「毛穴の開きの目立ち」が身近なトラブルといえそうです。30代後半で「シミ・そばかす」「たるみ」「くすみ」に悩む方が大きく増えている点も見逃せません。30代は入念なスキンケアが必要といえるでしょう。

 

関連記事:「肌管理」とは?おすすめの方法8選と肌を美しく保つための秘訣

30代で肌トラブルが増加する原因

上記の通り、30代は肌トラブルが増加しやすい年代です。30代の肌トラブルは、どのような原因で引き起こされるのでしょうか。

ターンオーバー周期の乱れ

30代頃から加齢の影響でターンオーバー周期が乱れやすくなります。ターンオーバーは、肌の新陳代謝を意味します。簡単に説明すると、古い肌が剥がれ落ちて新しい肌に入れ替わるサイクルといえるでしょう。20代のターンオーバー周期は28日程度です。これに対して、30代のターンオーバー周期は45日程度と考えられています。

 

ターンオーバー周期が乱れると、細胞間脂質が減少して肌のバリア機能が低下してしまいます。細胞間脂質は、角質細胞間の隙間を埋めている脂質です。これにより、肌が乾燥してシワができやすくなります。また、肌が入れ替わりにくくなるため、メラニンも沈着しやすくなります。シミやくすみなどの肌トラブルも起こりやすくなるでしょう。

 

ターンオーバー周期の乱れは、30代が注意したい肌トラブルの原因です。

ホルモンバランスの変化

ホルモンバランスの変化も30代の肌トラブルに関わっています。大きな影響を与えるのが女性ホルモンのエストロゲンです。このホルモンには、コラーゲンの生成を促進する働きと水分量を増やす働きがあります。

 

コラーゲンは、肌のハリや弾力を形成するタンパク質です。20代後半ごろから、エストロゲンの分泌量は減少します。これに伴い、肌トラブルが起こりやすくなるのです。具体的には、シワ・たるみ・乾燥などが考えられます。

肌トラブルが発生するメカニズム

ここからは、症状別に肌トラブルが発生するメカニズムを解説します。

小じわ

小じわは、肌の表面にできた小さなしわです。目元や口元にできることが少なくありません。主な原因は肌の乾燥です。角質層が水分を失うと、肌の表面に細かなしわができてしまいます。角質層はなぜ水分を失ってしまうのでしょうか。

 

理由のひとつとしてあげられるのが、ターンオーバー周期の乱れです。肌の入れ替わりが遅くなると、角質層が備えている保水力は低下します。肌の入れ替わりが早くなりすぎた場合も同様です。未成熟な細胞で肌を構成するため、水分をうまく保持できません。これらの影響で小じわが発生するのです。

 

もうひとつの理由として紫外線の影響があげられます。長期間にわたり紫外線を浴び続けると、肌の老化が進んで水分を保持する力は衰えます。また、真皮のコラーゲン線維がダメージを受けてシワができやすくなります。小じわが目立つ場合は、紫外線の影響にも注意が必要です。

シミ・くすみ

シミ・くすみの原因は、過剰に生成されたメラニンの沈着です。1カ所にメラニンが沈着するとシミ、肌の表面に広がるとくすみになります。メラニンは、刺激から肌を守るためメラノサイトでつくられます。

 

メラニンが大量に生成される主な原因は、紫外線を長時間浴びることです。紫外線から肌を守るため、大量のメラニンが生成されます。肌の摩擦や炎症も原因になりえます。例えば、肌をタオルで擦りすぎると、軽い炎症が起こり、メラニンが過剰に生成されます。以上のほかでは、ホルモンバランスの変化も原因になりうるでしょう。

 

生成されたメラニンは、ターンオーバーで肌の表面に移動して皮膚と一緒に剥がれ落ちます。ただし、加齢の影響などでターンオーバーが乱れると、メラニンをうまく排出できません。この場合、メラニンが過剰に生成されていなくてもシミやくすみの原因になりえます。ターンオーバー周期の乱れも、シミやくすみの大きな原因です。

 

関連記事:肌のくすみの原因は?改善する方法も解説

たるみ

たるみと深く関わっているのが真皮の老化です。真皮には、肌のハリと弾力を支えるコラーゲン線維とエラスチン線維が存在します。何かしらの原因で、これらが減少したり変形したりすると皮膚に凹凸が生じます。この凹凸がシワで、シワのひとつがたるみです。真皮層の老化を招く原因として紫外線があげられます。波長の長い紫外線A波は、表皮を超えて真皮層までダメージを与えます。これにより、コラーゲン線維とエラスチン線維が変形などしてたるみが生じてしまうのです。

 

たるみには表情筋の衰えもかかわっています。肌は、外側から表皮・真皮・皮下脂肪・表情筋の順で構成されています。表情筋が衰えると、皮下脂肪・真皮・表皮を支えられません。この影響で皮膚が垂れ下がりたるんでしまうのです。表情筋の衰えは、筋肉を使っていないことや加齢の影響で引き起こされます。マスク生活を送っていると、顔の筋肉をあまり使わないため注意が必要です。

 

たるみを引き起こす原因として、糖化もあげられます。糖化は、タンパク質と余分な糖が結びついて老化などを引き起こす物質が発生する反応です。この物質によりコラーゲン線維が劣化すると、本来の働きを担えなくなってしまいます。つまり、肌の弾力が失われてたるみが生じてしまうのです。肌トラブルが気になる30代は、糖化にも気をつけなければなりません。

関連記事:たるみを予防するための4つの方法と効果的な改善策について

30代からはじめたい美容習慣【スキンケア編】

肌トラブルが気になる方は、毎日のスキンケアを見直しましょう。30代から始めたいスキンケアを紹介します。

洗顔

基本のスキンケアとして取り組みたいのが洗顔です。目には見えないものの、生活のなかでホコリや花粉などが肌に付着します。クレンジングで落としきれなかったメイク、皮脂、古い角質なども肌に付着しているでしょう。これらを洗い流すことが洗顔の主な目的です。

 

洗顔をしていなかったり誤った洗顔をしていたりすると、肌トラブルが起こりやすくなります。例えば、洗顔をしていないと皮脂が酸化して炎症を起こすことや古い角質が溜まって肌がくすんでしまうことが考えられます。反対に、洗顔をしすぎると肌のバリア機能を回復させるため皮脂が過剰に分泌されたり肌が乾燥してしまったりする恐れがあります。これらのトラブルを避けるため、正しい洗顔方法を身に着けることが大切です。基本の取り組み方は以下の通りです。

 

【洗顔】

  1. ハンドソープで手を洗う
  2. ぬるま湯で顔の汚れを洗い流す
  3. 洗顔料を手に取って空気を含ませながらしっかり泡立てる
  4. 泡を転がすイメージでTゾーンから洗い始める
  5. 同じ要領で「フェイスライン>頬>目>口」の順で洗う
  6. 洗顔料が残らないようにぬるま湯で念入りにすすぐ
  7. 清潔なタオルで顔を包み込むように拭く

洗顔料は、綿菓子のようになるまで泡立てます。泡立てネットを使うと、簡単に泡立てられます。しっかりと泡立てる理由は、肌の摩擦を防ぐためです。洗う順番は、皮脂が多い順番と覚えておくとよいでしょう。目元・口元は、皮脂が少なく乾燥しやすいため優しく洗うだけでかまいません。

 

洗顔で使用するお湯の温度は32度前後が目安です。熱いお湯は、肌が乾燥しやすくなります。また、洗い残した洗顔料は、肌トラブルの原因になりえます。フェイスラインまでしっかりすすぐようにしましょう。

保湿

洗顔後は、できるだけ早く保湿します。洗顔で肌の潤いを守る皮脂などが洗い流されているためです。一息つくと肌が乾燥してしまいます。30代は、ターンオーバー周期の乱れなどで肌が乾燥しやすい年代です。肌トラブルを避けるため、洗顔と保湿をワンセットで行いましょう。

 

保湿の主な目的は、角質層に水分を補うことです。これにより、肌の乾燥を防いだり、肌の柔らかさを保ったり、肌のバリア機能を高めたりできます。
潤いのある美しい肌を維持するため欠かせない取り組みです。したがって、スキンケアの基本に据えられることが少なくありません。

 

保湿で使用する主な化粧品は以下の3種類です。

化粧品 概要
化粧水 名称の通り水が主成分。肌に潤いを届けてキメを整える働きがある。
乳液 水分と油分をバランスよく含む化粧品。保湿成分を多く含む点も特徴。肌の潤いを保つ役割を担う。
保湿クリーム 乳液よりも油分の比率が高い化粧品。化粧水で補った水分を閉じ込める役割を担う。

使用する順番は、「化粧水>乳液>保湿クリーム」です。保湿クリームは乾燥が気になるときや乾燥が気になる部位だけでかまいません。参考に、保湿で気を付けたいポイントを紹介します。

 

【ポイント】

  1. メーカーの推奨量を参考に、保湿化粧品をたっぷり使用する(べたつきが気にならない程度)
  2. 頬>額>目元>鼻筋>口元>フェイスラインの順で馴染ませる
  3. 肌表面を優しく滑らすように伸ばす
  4. ツッパリが気になる部位は重ねづけをする

肌トラブルが身近になる30代は、保湿を丁寧に行いましょう。

紫外線対策

肌の老化に大きく関わっているのが紫外線です。肌トラブルが気になる方は、紫外線対策も行わなければなりません。肌トラブルに影響する紫外線は以下の2種類です。

 

【紫外線の種類】

  • 紫外線A波
  • 紫外線B波

紫外線B波は日焼けの主な原因です。シミ・シワ・たるみなど(光老化)を引き起こします。紫外線A波は、B波ほどの急激な変化を起こしません。しかし、真皮まで到達し、コラーゲン線維を変性させるなどの影響を与えます。地表に降り注ぐ量が多い点や雲や窓ガラスを通過する点にも注意が必要です。紫外線A波の特徴を踏まえると、夏以外の季節や室内でも紫外線対策は必要といえるでしょう。

 

基本の対策として日焼け止めの利用があげられます。ポイントは次の通りです。

 

【日焼け止めの利用方法】

  1. 取扱説明書に従い適量を手に取る
  2. 指で円を描きながら肌にムラなく塗る
  3. 2~3時間を目安に塗り直す

室内で過ごす場合は、朝のスキンケアでUVカット効果のある化粧品を使用する、長袖を着用する、窓にUVカットフィルムを貼るなどを心がけるとよいでしょう。

スペシャルケア

以上のスキンケアに取り組んでも変化を感じられない方は、スペシャルケアに取り組むとよいかもしれません。手軽に取り組めるスペシャルケアとして、AHA配合の石鹸を用いたピーリングがあげられます。AHAは、フルーツに多く含まれていることからフルーツ酸と呼ばれることがある成分です。ピーリングの主な目的は、古い角質を取り除いてターンオーバー周期を整えることといえるでしょう。

 

ピーリングの行い方は、AHA配合の石鹸で洗顔をするだけです。洗顔後は、肌のバリア機能が低下するため、保湿と紫外線対策を徹底します。注意点は、定められた使用頻度を守ることです。刺激を感じる場合は、使用を中止するなどの対応が必要です。AHA配合の石鹸には、さまざまな選択肢があります。濃度の高い商品は、作用だけでなく副作用も強くなります。肌の状態などにあわせて選ぶことが大切です。

30代からはじめたい美容習慣【生活習慣編】

ここでは、30代から始めたい生活習慣を紹介します。

睡眠の見直し

睡眠不足が続くと、肌のターンオーバー周期が乱れてしまいます。古い角質を取り除けなくなるため、肌荒れをはじめとする肌トラブルが起こりやすくなります。したがって、十分かつ良質な睡眠をとることが大切です。睡眠は、株式会社Sheerが実施した調査で「やってよかったエイジングケア」1位(30代以上の女性100人中25人が選択)に選ばれています。[2]睡眠の質を改善する基本の対策は次の通りです。

 

【対策】

  • 朝日を浴びて体内時計を整える
  • 起床時間を統一する
  • 日中は活動的に過ごす
  • 就寝2時間ほど前に温めのお風呂に入る
  • 眠気を感じてからベッドに入る

これらに加え、十分な睡眠時間を確保することも大切です。十分の目安は人により異なりますが、一般的には7時間程度と考えられています。

飲酒習慣の見直し

定期的にお酒を飲んでいる方は、飲酒習慣も見直しましょう。お酒を飲むと入眠しやすくなりますが、深い睡眠が減り、中途覚醒しやすくなります。睡眠の質を低下させる原因です。また、お酒は老化を加速させてしまう恐れもあります。体内に取り込まれたアルコールは、肝臓で分解されてアセトアルデヒドと呼ばれる物質になります。

 

アセトアルデヒドは、体内のタンパク質と結びつき老化を加速するAGEsを生成します。したがって、お酒を飲み続けるとシワやクスミ、たるみなどに悩まされる恐れがあるのです。具体的な影響は飲酒量や体質により異なります。いわゆる「お酒が弱い人」は、アセトアルデヒドの分解が遅いため特に注意が必要です。お酒はほどほどにしておきましょう。

糖化対策

血液中の余分な糖と体内のタンパク質が結びついてAGEsと呼ばれる物質がつくられる反応を糖化といいます。「血液中の余分な糖」は、血糖値が高い状態といえるでしょう。前述の通りAGEsは老化を加速する物質です。例えば、コラーゲンと結びつくと、肌の弾力が失われてシワやたるみが目立ちやすくなります。

 

基本の対策は、食後の血糖値上昇をできるだけ抑えることです。具体的な取り組みとして「野菜・タンパク質・炭水化物」の順番で食べるベジファーストがあげられます。ゆっくり食べる、腹八分目にとどめる、だらだらと食べ続けないなどの対策も有効です。これらに取り組み、肌の老化を防ぎましょう。

運動習慣の取り入れ

運動習慣も取り入れたい対策です。例えば、運動にはインスリンの効果を高めて血糖値を低下させる働きを期待できます。糖化対策に有効といえるでしょう。また、40~50代の女性を対象とした実験で、有酸素運動と筋力トレーニングが皮膚の弾力性と真皮構造を改善することが確かめられています。 [3]

 

運動というと野外で行うジョギングなどを想像しますが、野外の運動には紫外線を浴びやすいデメリットがあります。この点が気になる場合は、HIITなど、室内で取り組める運動を選択するとよいかもしれません。HIITは、高負荷の運動と小休憩を繰り返すトレーニング法です。具体的な取り組み方は次の通りです。

 

【取り組み】

  1. きついと感じる運動(筋トレなど)を4つ選ぶ
  2. 20秒間、1つ目の種目に取り組む
  3. 10秒間、休憩する
  4. 20秒間、2つ目の種目に取り組む
  5. 10秒間、休憩する
  6. 上記の流れで4種目に取り組む

各種目後に、最大心拍数(220-年齢)の8割程度まで心拍数を上昇させます。負荷が大きい場合は、6~7割を目指してもよいでしょう。

食習慣の見直し

食習慣の見直しも欠かせません。食習慣が乱れていると、肌トラブルが起こりやすくなります。基本のポイントは、1日3回の食事で5大栄養素をバランスよく摂ることです。抗酸化作用を期待できる緑黄色野菜や種実類を積極的に摂るなどの取り組みも行われています。

 

糖化を防ぐため糖質の過剰摂取を避けたり、食べる順番に気をつけたりすることも有効です。一部では、肌のコンディショニングのためファスティング(断食)に取り組む方もいます。ファスティングにより、成長ホルモンが分泌されると考えられているためです。成長ホルモンには、肌のターンオーバーを促したり、紫外線のダメージを回復したりする働きがあります。

入浴習慣の見直し

毎日、シャワーで済ませている方は、入浴習慣も見直すとよいかもしれません。湯船につかると、変化を感じられる可能性があります。入浴には、次の効果を期待できるためです。

 

【期待できる効果】

  • 汗をかいて老廃物を排出する
  • 血流を改善する
  • 新陳代謝を促進する
  • 深部体温を上昇させて入眠を促す
  • 心身をリラックスさせる

お湯の温度が高すぎると、交感神経が優位になるためリラックスしにくくなります。目安の温度は38~40℃です。また、入浴後は肌のバリア機能が低下します。乾燥しやすいため、保湿を心がけましょう。

30代のスキンケアにおすすめの成分

スキンケアアイテムを選ぶときは、配合されている成分にこだわることが大切です。ここからは30代におすすめの成分を紹介します。

シスチン

髪の毛のタンパク質などに含まれる非必須アミノ酸です。活性酸素を除去する働きやメラニンの生成を抑える働きを期待できます。したがって、肌の衰えが気になる30代におすすめの成分です。

ツボクサエキス

セリ科の植物「坪草」由来のエキスです。メラニンの生成を抑制する働きやコラーゲンの産生を促進する働きを期待できます。肌のくすみやハリが気になる方から支持されています。30代以降のお悩みに試してみたい成分です。

レチノール(ビタミンA)

ビタミンAのひとつです。レチノールには、細胞の分化や増殖を促す働きがあります。したがって、ヒアルロン酸の産生を促して肌に柔軟性を与えたりコラーゲンの生成を促して肌にハリを与えたりする効果を期待できます。

ビタミンC

ビタミンCは、塗布後すぐに働くピュアビタミンCと体内の酵素で分解されてから働くビタミンC誘導体にわかれます。ビタミンCには、メラニンの生成ならびにシミの発生を予防する働きやコラーゲンの生成を促進する働き、ターンオーバー周期を整える働きなどを期待できます。年齢肌に試したい成分です。

キャスターオイル

トウゴマの種子から抽出したオイルです。不飽和脂肪酸に分類されるリシノール酸を豊富に含みます。キャスターオイルには、肌の潤いを保つ働きなどを期待できます。クレンジング剤に混ぜる、パックに利用するなど、さまざまな方法でスキンケアに用いられています。

30代のスキンケアにおすすめのアイテム

自宅でこだわりのフェイシャルケアを行いたい方は、家庭用美容機器を利用するとよいでしょう。中でもおすすめなのが美顔器です。特徴の異なるさまざまな製品が発売されているため、お悩みや目的に合わせたフェイシャルケアを行えます。代表的な美顔器の種類は次の通りです。

関連記事:美顔器はたるみに効果的?たるみの原因と基本的な対処法

EMS

微弱な電流で顔の筋肉を刺激する美顔器です。普段、使っていない細かな表情筋まで刺激できます。表情筋の衰えは、たるみの原因になることがあります。フェイスラインが気になるときや顔のハリが気になるときなどに試してみたい美顔器です。

LED(光)

肌にLEDの光を照射する美顔器です。LED美顔器の特徴は、肌に優しいことと光の色で期待できる効果が異なることです。波長の長い赤色には、線維芽細胞を活性化してコラーゲンの生成を促す効果を期待できます。波長の短い黄色には、肌のターンオーバー周期を整える効果を期待できます。目的に合わせて使いわけられる点が魅力です。

RF(ラジオ波)

電磁波を照射して体内の分子を振動させ、摩擦熱で肌の内側から温める美顔器です。血流を改善してむくみを解消したりコラーゲンの生成を促したりする働きがあります。30代の悩みに応えてくれる美顔器といえるでしょう。

 

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1台で複数の役割を担えるため、30代の肌トラブルに幅広く活用できます。継続できるように、心地よさや操作性などにこだわっている点も見逃せません。30代からのエイジングケアにおすすめです。

 

【関連記事】
【最高傑作】MetaLTの機能や効果、リアルなレビューを徹底解説

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30代から本格的なスキンケアを始めましょう

この記事では、30代の美容について解説しました。ターンオーバー周期の乱れ、ホルモンバランスの変化などにより、30代に入ると肌の不調を感じることが少なくありません。スキンケアを怠ると、エイジングが加速する恐れがあるため注意が必要です。

具体的な対策として、基本的なスキンケアの徹底、生活習慣の見直しがあげられます。より本格的に取り組みたい場合は、美顔器をはじめとする家庭用美容機器を試してみるとよいでしょう。

 

葉山潤奈さんにMetaLTのご紹介いただきました。

葉山潤奈さんにMetaLTのご紹介いただきました。

 

 
[1]出典:PRTIMES「25歳は“お肌の曲がり角”説は本当?「やや老化を感じる」割合が、20代後半で2倍に!聖心美容クリニックが調査」
[2]出典:PRTIMES「<調査レポート>30代以上の女性へ「1番やってよかったエイジングケア」はなんですか?1位は「睡眠」」
[3]出典:立命館大学「筋力トレーニングが美肌に貢献することを世界で初めて報告 ~筋力トレーニングによる血中成分の変化が皮膚老化の改善に関与することを解明~」

監修者

カスタマーサポート責任者:小島

NBSへ入社後、エステサロンの勤務から始まり、数々の経験を経て店舗責任者として勤務。
サロンにおいてはサロン売上№1、新規カウンセリング平均成約率95%、お客様指名率№1、アンケート回収率№1など。現在はカスタマーサポート責任者として、オーナー様やサロン顧客様の満足度向上を果たすために様々なサポートを実施中。

▼多数セミナーにも登壇
https://youtu.be/4YTkqzAKdKU

▼MetaLT 公式Instagram
@metalt_official

▼NBS Instagramアカウント
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