人中短縮の効果は?メリット・デメリットと代表的な施術の特徴 - 美活コラム

BEAUTY COLUMN 人中短縮の効果は?メリット・デメリットと代表的な施術の特徴

公開日 2024.05.09更新日 2024.09.14

人中短縮の効果は?メリット・デメリットと代表的な施術の特徴

若々しい印象の顔になりたいと考えているのであれば、さまざまな方法があります。
そのうちの一つが、鼻の下部分にあたる「人中(じんちゅう)」を短縮する方法です。

 

ここでは、人中短縮に興味がある方のため、そもそもどのような方法なのか、人中を短縮することによって期待できるメリットや注意したいデメリットにはどういったものがあるのか解説します。
この記事を読むことによって人中短縮の種類なども詳しくわかるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。

 

人中短縮とはなに?

人中は、鼻の下部分のことであり、鼻のすぐ下から上唇までのことをいいます。
つまり、人中短縮とは鼻の下の距離を短くする方法です。

 

まず、鏡を見て少し鼻の下を伸ばしてみてください。
すると、老けた印象になることがわかるのではないでしょうか。
顔の印象をキリッと引き締めたいと考えている場合にも、人中短縮が効果的です。

 

クリニックや美容皮膚科で行われている人中短縮の施術は、上唇リフトやリップリフトとも呼ばれます。
日本人の平均の人中の長さは1.5センチ程度です。
もし、2センチ程度ある場合は、人中が長いと判断できます。

 

年齢より老けてみられることが多い場合は、人中が長いことが関係している可能性を疑ってみましょう。

 

もちろん、人中が短すぎると顔のバランスが崩れてしまうので、短いほど良いとはいえません。
顔のパーツ全体のバランスで見てみて、人中が短い方が良いと感じる場合は人中短縮を検討してみると良いでしょう。

 

関連記事:人中を短くするには?美容医療・自力それぞれ効果的な方法をチェック

人中短縮をするメリット

人中短縮によって、さまざまなメリットがあります。
ここでは、代表的なメリットを3つ解説します。

顔全体に若々しさが生まれる

人中が長くなってしまう原因はさまざまではありますが、例えば加齢によって肌がたるむのも原因の一つです。
無意識のうちに「人中が長い=年を取っている」と認識してしまうため、その反対で人中が短いとそれだけで若々しい印象を作ることができます。

 

顔全体のバランスで見た時、下半分が長く見えると老けている印象が強くなってしまうので、人中短縮によって若々しさを取り戻しましょう。

口元がふっくらするようになる

人中短縮の施術では、鼻のすぐ下や上唇のラインに沿って切開し、縫合することによって人中を短くします。
この施術を行うと、上唇が軽く上向きになり、口元がふっくらして見えるようになるのも人中短縮のメリットです。

立体感がでてメリハリのある顔つきになる

人中が長いと顔全体がぼんやりと間延びした印象になります。
この状態を改善させるのに効果的なのが、上唇を軽く上向きにする方法です。

 

人中短縮によって上唇が上向きになれば顔に立体感が出てメリハリのある顔つきが目指せます。
人中短縮では、単純に人中が短くなるだけではなく、唇の印象が変わることによって得られるメリットも大きいです。

小顔効果がある

人中が短くなると面長な印象が改善されることにより、小顔に見える効果が期待できます。
普段から面長であることにコンプレックスを感じている方にとっても魅力的な施術といえるでしょう。

人中短縮をするデメリット

人中短縮は、メリットばかりではありません。
デメリットもあるので良く確認しておきましょう。

 

特に注意しておきたいのが、以下の3つです。

唇が強調されてバランスが悪く見える場合がある

唇が強調されることによりバランスが悪くなってしまうことがあります。
メスを使った方法で人中短縮を行う場合、仕上がりの印象が思っていたのと違うからといって、元に戻すことはできません

 

実際に、人中短縮によってバランスが悪くなってしまい、後悔している方もいます。
特に注意しなければならないのが、もともと唇の厚い方です。

 

施術前はそこまで目立たなかったとしても、人中短縮によってたらこ唇のような状態に見えてしまうこともあります。
人中短縮のみを行うと口元のバランスが悪くなってしまう場合は、人中短縮に加えて口唇縮小を行うケースも多いです。

ガミースマイルの人には適していない

ガミースマイルとは、笑った時に通常よりも歯茎の見える範囲が広い顔つきのことをいいます。
ガミースマイルの人が人中短縮を行った場合、これまでよりもさらに歯茎が見えやすくなってしまう可能性が高いです。

 

そのため、ガミースマイルの人にメスを使った人中短縮はおすすめできません。
中には、もともとそれほど人中が長くなかった人が施術を受けたところ、後天的にガミースマイルになってしまうケースもあります。

口が閉じにくくなることがある

メスを使った人中短縮の施術は、皮膚を切開し、縫合する中で上唇を上に持ち上げます。
これにより、今までよりも口を閉じるのに力が必要になることがあります。

 

ただ、上唇を持ち上げるといっても、一般的にはほんの数ミリ程度なので、気にならない方も多いです。
持ち上げる距離が長くなるほど口が閉じにくくなります。
自分の希望している状態を作るにあたり、そのようなリスクがあるのか医師に良く確認しておくと良いでしょう。

 

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人中短縮の種類

クリニックや美容皮膚科で行う人中短縮の施術は、実にさまざまです。
ここでは、その中から外側人中短縮、内側人中短縮、人中短縮ボトックス、M字リップ整形を紹介します。

外側人中短縮

外側人中短縮とは全く上口唇挙上術とも呼ばれるものであり、唇のラインに沿って切開するのが特徴です。
上口唇の外側部分にメスを入れて切開し、縫合することによって人中を短くします。

 

唇のラインが強調される方法であるため「人中は短くしたいけれど唇のラインが強調されるのは避けたい」と考えている方に向いているでしょう。

 

人中を短くするだけではなく、口角を引き上げる効果もあるため、口角が下がっていることにコンプレックスを感じている方にも向いています。
口角が下がっているとそれだけで老けて見えたり、機嫌が悪く見えたりすることも珍しくありません。

 

笑顔に自信を持ちたいと考えている方からも選ばしている施術です。
また、上唇がふっくらして見えるようになるので、口元のバランスが整いやすくなります。

 

もともと上唇が厚い方はさらにそれが強調されてバランスが悪くなる恐れもあるので、自分に外側人中短縮が向いているかについては医師に良く相談してみましょう。

外側人中短縮は傷跡が残りやすい手術

切開する部分は口元の目立つ部分であることから、施術後、しばらくの間は傷が目立ちやすくなるのが特徴です。
ただ、どの程度傷口が目立つかは、施術を担当する医師の腕によっても異なります。

ダウンタイムが長い

口元はよく動かすこともあり、普段ただ会話をしたり、食事をしたりするだけでも傷口が動いてしまい、治りにくい部位ともいえるでしょう。
ほとんど動かさない部位と比較すると傷が治るまでにかかる時間が長くなることを理解しておく必要があります。

 

外側人中短縮は、その他の人中短縮術と比較すると傷口が残りやすいので、その他の方法も含めて選択してみると良いでしょう。

ダウンタイムの過ごし方

ダウンタイムをどのように過ごすかによっても傷口が目立たなくなるまでの期間が変わってきます。
基本として、できるだけ傷口は触らないようにしましょう。

 

皮膚が突っ張ったり普段とは違う感覚があったりして気になるのは仕方がありませんが、触ると傷口が開いてしまう可能性があります。
また、手についている雑菌などが傷口に入り込んでしまう恐れもあるので、何とか我慢しましょう。

 

もしも触ったことによって糸が外れたり傷口が開いたりした場合は、抜糸した上で再度縫合を行わなければなりません。
このような状況になると完治までにかかる時間が非常に長くなるので、注意が必要です。

 

特に気をつけたいのが、術後1週間程度の期間です。
かゆみや違和感が強くなることもありますが、触らない意思を強く持ちましょう。

 

できるだけ傷口は動かさないのが理想です。
ただ、食事をする関係もあり、口元を全く動かさないのは現実的ではありません。

 

例えば、食べるものを小さく切るなどして口を大きく開けることなく食べられるように工夫してみるのがおすすめです。
ひと口を小さくするのもポイントといえます。

 

また、食事の際に口を開けるのは仕方がありませんが、会話で大きな口を開けるのは避けた方が良いでしょう。
特に術後しばらくはまともに会話をするのが難しいほど口を開けられなくなることもあります。

 

この時に無理をして口を開けると傷口が開いてしまう可能性があるので、可能であれば周囲にも施術を受けたことを理解してもらい、会話の機会を減らすのがおすすめです。

 

それから、医師の指示にはきちんと従いましょう。
例えば、施術を受けてすぐに運動や入浴を行った場合、出血してしまう恐れがあります。
日常生活で注意すべきことなどは医師に良く確認し、その指示に従って生活してください。

内側人中短縮

内側人中短縮とは、唇側ではなく、鼻の下の皮膚にアプローチする方法です。
鼻の穴のすぐ下部分にある皮膚を一部切除し、縫合することによって人中を短くします。

 

外側人中短縮の場合は唇のラインに沿って目立つ部分を切開することから傷口が目立ちやすくなりますが、内側人中短縮術の場合はそれほど目立ちません。

 

ただ、外側人中短縮のように口角を引き上げる効果はそれほどありません。
口角を引き上げたい場合は外側人中短縮も選択肢の一つにはなりますが、内側人中短縮と口角部分を切開する口角挙上を組み合わせて行うなどの方法もあります。

 

自分の場合はどのような形が適しているのか医師に相談してみると良いでしょう。

人中短縮ボトックス

筋肉の働きを弱める作用を持った製剤を人中に注射するのが、人中短縮ボトックスです。

 

人中部分には皮膚を下に引っ張る筋肉が働いていることから、この筋肉の働きを弱めることにより唇が軽く持ち上がり、人中が短くなります。
ボトックス注射の大きなメリットとして挙げられるのが、傷跡が目立たないことです。

 

注射で製剤を注入することになるので、傷跡が目立つ方法は避けたいと考えている方から選ばれています。
ただ、効果は長続きするものではないため、ボトックス注射によって人中短縮を目指す場合は数カ月おきに施術を受けなければなりません。

 

メスを使った方法とは異なり、仮に理想通りの形に仕上がらなかったとしてもしばらくすると元に戻るのはメリットといえるので、数カ月で元通りになるのをメリットととらえるか、デメリットととらえるかは人それぞれです。

 

メスを使用する方法と比較すると料金も安く済みますが、何度も繰り返し施術を受けることを考えると結果的にメスを使った施術のほうが安くなる可能性もあるため、よく検討が必要です。

M字リップ整形

M字リップ整形とは、上唇にアルファベットの「M」字ができるように組織を形成する方法のことです。
上唇の内側にアプローチする施術です。

 

人中短縮の効果があるだけではなく、上唇が持ち上がるので、立体感のある口元が目指せます。
さらに広角の引き上げ効果が得られるのもメリットです。

 

外側人中短縮とは異なり、傷口もそれほど目立ちません。
ダウンタイムもそれほど長くなく、腫れや内出血などは1~2週間程度で落ち着きます。
傷跡に関しても1~2カ月でほとんど目立たなくなるので、長く傷跡が目立つ施術は避けたいと考えている方にも向いているでしょう。

 

ダウンタイム中の過ごし方に関しては、基本的に外側人中短縮術を受けた場合と同様です。

 

理想通りの形で仕上がるかは、医師の技術にかかっています。
M字リップ整形で実績の豊富な医師を探してお願いしましょう。

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人中短縮で若々しい印象になれる

 

いかがだったでしょうか。
人中短縮による効果やメリット、デメリットを解説しました。

 

若々しい印象を作り、顔にメリハリをつけたいと考えている方などに向いています。
ただ、メスを使った施術は思い通りにならなかったとしても元通りにできないリスクもよく理解しておきましょう。

 

リスクのない方法で人中短縮に取り組みたいと考えているのであれば、美容器を利用するのもおすすめです。
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人中だけではなく、その他の気になる部位にもアプローチできるので、ぜひご利用ください。

 

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監修者

カスタマーサポート責任者:小島

NBSへ入社後、エステサロンの勤務から始まり、数々の経験を経て店舗責任者として勤務。
サロンにおいてはサロン売上№1、新規カウンセリング平均成約率95%、お客様指名率№1、アンケート回収率№1など。現在はカスタマーサポート責任者として、オーナー様やサロン顧客様の満足度向上を果たすために様々なサポートを実施中。

▼多数セミナーにも登壇
https://youtu.be/4YTkqzAKdKU

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