ポテンツァは効果ないと言われる主な理由とおすすめしない人

ポテンツァは、ダーマペンの進化版といわれる施術であり、肝斑や毛穴、しわなどにアプローチできます。
ですが「ポテンツァは効果がないという噂を聞き、施術を受けるか悩んでいる」といった方もいるのではないでしょうか。

 

そこで、ポテンツァの効果を知りたい方のため、そもそもなぜ効果がないと言われるのか、効果を実感しやすくするにはどうすれば良いか解説します。
この記事を読むことによってポテンツァが向いていない人もわかるので、ぜひ参考にしてみてください。

 

ポテンツァが効果ないと言われる理由4つ

ポテンツァは効果がないと言われる理由はいくつかあります。
ここでは、代表的な理由を4つ解説します。

効果がすぐ出るとは限らないから

施術を受けたあと、即効性の効果を求めている方もいるのではないでしょうか。
ですが、ポテンツァはすぐに効果が出るとは限らない施術です。

 

そのため、施術を受けたらすぐ変化が実感できると思っている方からすると、効果がないように感じてしまうことがあります。
これは、施術回数が少ないと全く変化が期待できないという意味ではありません。
ポテンツァは1回の施術でもしっかり効果を実感しやすいとされています。

 

ポテンツァは、マイクロニードルにより肌に小さな穴を開け、その傷が回復する際にコラーゲンやエラスチンが作られる働きを利用した施術です。
この効果が出るまでには個人差はあるものの、2～4週間程度かかります。
施術を受けたあとはすぐに効果がないと判断してしまうのではなく、最低でも2週間、それでも効果がなければ4週間程度は様子を見ましょう。

効果の持続期間が過ぎたから

ポテンツァは一度施術を受ければ生涯効果が続くものではありません。
個人差はありますが、効果の持続期間は約6カ月です。
施術を受けてから3カ月ほど経つと徐々に効果が弱まり、6カ月ほど経つと元通りに近い状態になります。

 

これは、肌が常に新しいものに生まれ変わっているためなので、仕方がないともいえるでしょう。
効果を実感し続けたいと考えているのであれば、4～6週に1回程度施術を受けるのがおすすめです。

ポテンツァの適応外だったから

ポテンツァは、すべての方に向いている施術ではありません。
しわやたるみの改善に効果的といわれるポテンツァではありますが、あまり重度のものには効果が期待できないので、その他の施術を検討すると良いでしょう。

 

自分のしわやたるみに対してポテンツァが効果的かに関しては、施術を受ける前にクリニックで相談してみてください。

施術回数が少ないから

人によってはしっかり効果を実感できるようになるまでに、数回施術を受けなければならないケースもあります。
継続して何度か施術を受けることにより変化を実感しやすくなるので、1回では十分な効果が得られなかった方も数カ月あけて2回、可能であれば3回と継続していきましょう。

ポテンツァで効果を実感するには薬剤選びが重要

ポテンツァは、肌に小さな穴を開け、そこに薬剤を浸透させる施術です。
高周波の一種であるラジオ波のRFを照射することにより、薬剤が浸透します。

 

傷ついた肌が治る際にコラーゲンやエラスチンが作られて美肌につながるだけではなく、注入した薬剤による美肌効果も期待できる施術です。
この薬剤には種類があり、肌の悩みに合ったものを選択しなければなりません。

 

例えば、以下のようなものです。

【肌の悩み別に向いている薬剤】

• マックーム：ニキビ跡
• エクソソーム：くすみ、色素沈着、しわ、たるみ
• ジュベルック：ニキビ跡、毛穴の開き
• リジュラン：しわ、たるみ

適したものを選択しないと高い効果は期待できません。
カウンセリング時などに肌の悩みを伝えて適したものを選んでもらいましょう。

ポテンツァの効果を実感しやすくするコツ2つ

ポテンツァの効果を実感しやすくするためには、コツがあります。
ここでは、手軽に実践しやすいコツを2つ紹介します。

肌の保湿に力を入れる

ポテンツァは、針を使って肌に微細な穴を開け、薬剤を浸透させることによって美肌効果を得やすくする施術です。
施術後の肌は細かい穴がたくさん開いた状態になっています。

 

当日は肌への負担を最小限にするため、基本的に処方された炎症止め以外は何も塗りません。
ですが、翌日以降は肌の保湿に力を入れましょう。

 

肌の水分量が不足してしまうと、さまざまな肌トラブルが起こりやすくなります。
保湿の基本は、化粧水人乳液です。
清潔な状態の肌に化粧水を塗り、潤いを与えましょう。

 

化粧水には肌をやわらかくする効果があります。
肌に水分が浸透したら次は乳液です。
乳液には油分が含まれているため、化粧水の水分が蒸発するのを防ぐ効果があります。

 

コットンを使う場合は、摩擦で肌が傷つかないように注意しましょう。
乳液だけでは保湿が不足していると感じる場合は、プラスしてクリームを使うのも効果的です。
化粧水、乳液、クリームは、それぞれ肌への刺激が少ないものを選んでみてください。

UVケアを怠らない

施術後にしっかり行っておきたいのがUVケアです。
紫外線は肌にとって大きな刺激を与えてしまいます。

 

UVケアの基本は日焼け止めです。
季節やシーンに合ったものを選択しましょう。

 

日焼け止めを塗る際は、十分な量をたっぷり塗り、ムラがないようにしてください。
特に紫外線量が多くなるのは6～9月ではありますが、その他の時期も一年を通して紫外線が降り注いでいます。
ポテンツァの効果を長持ちさせるためにも、一年を通して日焼け止めを塗りましょう。

 

また、日傘をさしたり、できるだけ紫外線の量の少ない早朝や夕方の時間帯に出かけたりするのも効果的です。

ポテンツァをおすすめしない人

残念ながらポテンツァによる施術がおすすめできない人もいます。
肌が弱い人、金属アレルギーの人は以下の理由で避けておきましょう。

肌が弱い人

ポテンツァの施術では肌に非常に小さな穴を開けることになるのですが、肌が弱い人はこの刺激により肌トラブルを招いてしまう恐れがあります。
特に皮膚疾患がある方は施術を断られてしまうことも多いです。

 

美肌作りのためといっても、ポテンツァの施術自体が肌に悪影響を与えてしまう可能性がある場合は向いていません。

金属アレルギーの人

ポテンツァでは金属でできたニードルチップを使用します。
そのため、金属アレルギーがある方は施術によってアレルギー症状が現れてしまう可能性があるため、向いていません。
その他の施術を検討しましょう。

継続して施術を受けることが重要

いかがだったでしょうか。
ポテンツァは効果がないと言われる原因や、効果を高めるためのコツなどを解説しました。

 

日々の生活で注意したいことや、向いていない人などもご理解いただけたかと思います。
継続して効果を実感していくためには、繰り返し施術を受けなければなりません。

 

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