人中短縮はヒアルロン酸で行えば傷の心配ナシ!どのような施術? - 美活コラム

BEAUTY COLUMN 人中短縮はヒアルロン酸で行えば傷の心配ナシ!どのような施術?

公開日 2024.05.09更新日 2024.10.17

人中短縮はヒアルロン酸で行えば傷の心配ナシ!どのような施術?

鼻の下から上唇にかけては「人中(じんちゅう)」と呼ばれ、ここが長いと老けて見えたり、顔全体のバランスが悪くなったりします。
そこで検討したいのが人中短縮の施術ではありますが「メスを使った方法だと傷跡が気になる」と心配している方もいるでしょう。

 

そういったから選ばれているのが、メスを使わないヒアルロン酸を用いた人中短縮です。
ここでは、ヒアルロン酸を活用した人中短縮に興味がある方のため、施術の内容や流れ、注意したいポイントなどを解説します。

 

この記事を読むことによって施術の特徴や確認しておきたいことがわかるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。

 

人中短縮は傷跡が残りやすい?

クリニックや美容皮膚科などで行われている人中短縮の方法はいくつかありますが、メスを使ったものはどうしても傷跡が残りやすいです。
傷跡が残るのが心配で施術を思い悩んでいる方も少なくありません。

 

人中が短縮できたとしても目立つ傷痕が残ってしまうと大変なので、まずはなぜ傷跡が残りやすいのか確認しておきましょう。

切開を伴う手術だから

大きな理由は、切開を伴う手術であることが関係しています。
メスを使った人中短縮の方法は、主に2つです。

 

1つ目が、上唇のラインに沿って切開し、形を整えて縫合する外側人中短縮術です。
こちらの方法では目立つ部分を切開することになるので、人中短縮術の中でも特に傷口が目立ちます
口角を引き揚げる効果が大きいメリットはあるのですが、できるだけ傷口を目立たせたくないと考えている方には向いていません。

 

2つ目は、内側人中短縮術です。
こちらは鼻のすぐ下部分の皮膚を一部切除して縫合する手術のことをいいます。
外側人中短縮と比較して価格を引き上げる効果は高いとはいえませんが、鼻の下にメスを入れることもあり、それほど傷口は目立ちません。

 

ただ、外側人中短縮術でも内側人中短縮術でも切開を伴うことには変わらないので、メスを使わない施術と比較するとどうしても傷跡が残りやすいのがデメリットです。

医療事故や医療過誤

たとえ傷口が目立ったとしても理想的な状態に仕上がっていれば、あとは傷跡が治るのを待つだけです。
ですが、医療事故によって傷跡が目立つようになってしまうケースもあり、こういった場合は状態に満足できないことに加え、傷口が治るまでに時間がかかってしまう可能性が高いです。

 

例えば、技術力が不足している医師のもとで手術を受けてしまうと、必要以上に傷跡が目立つしまうこともあります。

 

ただ、手術自体が成功していたとしても傷跡が目立ちやすい体質の方もいるので「傷痕が目立つ=失敗」とは言い切れません。

傷跡を軽減するには?

人中短縮の手術を受けながらもできるだけ傷跡を軽減するにはどうすれば良いのでしょうか。
そのためには、以下の3つのようなポイントがあります。

ダウンタイム中は注意事項を厳守する

メスを使う手術ということもあり、症状が落ち着くまでのダウンタイムの過ごし方は非常に重要になります。
手術した場合はできるだけ触らないようにしましょう。

 

手術後、しばらく時間が経つと徐々にひきつれや痒みなどが発生することがありますが、この時に傷口を触ってしまうと、治りが遅くなってしまいます。

 

また、食事や会話をする際は、大きな口を開けないように注意が必要です。
物を食べる時は小さく切ったものを少量ずつ食べる、会話をする際はできるだけ口を開けずに話すなどの工夫をしましょう。

 

基本的には、手術を受けたクリニックや美容皮膚科から伝えられる注意事項を厳守していれば問題ありません。
気になることは事前に医師に確認しておきましょう。

人中短縮の実績豊富なクリニック・医師を選ぶ

できる限り失敗を避けるためには、人中短縮に関して実績の豊富なクリニックや医師を選ぶことが重要です。
クリニックとしての実績全体で考えるのではなく、人中短縮術に関する実績を重視しましょう。

 

人中短縮は単純に人中を短くすれば良いわけではありません。
全体のバランスを考えたり、切開するデザインを慎重に検討したりする必要があります。

 

そのためには、医師の経験が重要になってくるので、実際に施術を受けた方の口コミ情報なども参考にしながらクリニック・医師を選びましょう。

切らない人中短縮を受ける

メスを使った人中短縮術は、仮に失敗したとしてもやり直しができません。
切開した上で切除してしまった皮膚は元に戻せないので、理想的な状態になるまで繰り返し施術を受けることは不可能です。

 

ですが、切らない人中短縮方法であれば、そういった心配もありません。
万が一の失敗を避けたいと考えている方も、まずは切らない人中短縮方法から検討してみると良いでしょう。

 

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ヒアルロン酸とは?

切らない方法で人中を短縮したいと考えた場合、選択肢はいろいろありますが、多くの方から選ばれているのがヒアルロン酸注入です。
ここでは、ヒアルロン酸の概要を解説します。

ヒアルロン酸とは何か

そもそもヒアルロン酸とは何かというと、もともとを体内に存在している成分であり、肌の保湿機能を持っています。
ですが、30代以降は急激に体内のヒアルロン酸量が減り、これが原因で一気に肌の老化や、ハリ不足が進む方も珍しくありません。

 

もともと体内にある成分ということもあり、安全性が高いのも特徴です。
ヒアルロン酸といっても、さまざまな種類があります。

 

鼻を高くしたり、豊胸したりする際に使われることもあり、選択されるヒアルロン酸は注入する部位に適したものです。
唇の場合はよく動くところ、動かすところということもあり、やわらかいタイプのヒアルロン酸が選択されます。

コラーゲンやエラスチンとの違い

保湿成分として他にもコラーゲンやエラスチンといったものが知られています。
異なるのは、肌に対する役割です。

 

ヒアルロン酸は肌の水分を保持する役割を持っているのに対し、ヒアルロン酸を肌にとどめる役割を果たすのがコラーゲンです。
さらに、このコラーゲン同士を結びつける役割を持つのがエラスチンです。
いずれも肌にとって重要な成分であることがわかります。

ヒアルロン酸に期待できる効果

ヒアルロン酸が持つ大きな効果は、肌の水分を保持することです。
この働きが期待されて化粧品やサプリメントなど、さまざまなものに使われています。

 

注射で気になる部位にヒアルロン酸を注入すると、しわやたるみの改善効果が期待できます。
即効性があるのも特徴で、今すぐ何とかしたい肌の悩みにアプローチが可能です。

 

また、唇の弾力が増すことから、しわを軽減する効果もあります。
唇にしわが寄ると老けて見えてしまうので、ヒアルロン酸で軽減を目指してみてはいかがでしょうか。

 

特に加齢の影響で唇にしわが寄ってしまうことがあります。
注入する場所は細かく調整ができるため、注入と注入量をうまく調整しながら理想的な唇の形に近づけることも可能です。

唇のヒアルロン酸注入について

唇のヒアルロン酸注入には、さまざまな選択肢があります。
人中短縮のためだけではなく、唇をふっくら見せたり、口角を上げて見せたりすることも可能です。

 

どの部分にヒアルロン酸を注入するのかによって期待できる効果が変わります。

 

また、どの程度ヒアルロン酸を注入するのかによってもイメージが変わるので、理想としている唇の状態を目指しやすい施術です。

 

注射を使った施術ということもあり、ダウンタイムはほとんどありません。
洗顔とメイク、入浴なども当日から可能で、施術に必要な時間はほんの5~10分程度です。
忙しい方も検討しやすいでしょう。

唇のヒアルロン酸注射で解決できる人中短縮

ヒアルロン酸注射による人中短縮はとても人気です。
例えば、ヒアルロン酸を上唇の外側のラインに沿って注入することによりボリュームが出て上唇の面積が拡大します。

 

すると、腹の下から上唇までの距離が短くなるため、人中の短縮が可能です。
これだけでも人中短縮の効果がありますが、必要に応じて上唇の中央、上部にあたる位置に筋肉の働きを弱めるボトックス注射を打つことによってさらなる人中短縮を目指すこともできます。

 

なお、ヒアルロン酸は時間の経過とともに少しずつ体に吸収されることから、効果が持続するのは数カ月~1年程度です。
状態を維持したいと考えているのであれば、定期的に施術を受ける必要があります。

唇のヒアルロン酸注射の施術の流れ

唇のヒアルロン酸注射を受ける場合、一般的には以下のような流れで進むことになります。

【施術の流れ】

  1. カウンセリング
  2. 麻酔
  3. ヒアルロン酸注入
  4. 帰宅

メスを使った手術とは異なり、ヒアルロン酸注射の施術は短時間で済むことからカウンセリング当日に施術を受けることも可能です。
ただ、確実に当日施術が受けられるとは限らないため、希望する方はあらかじめ電話で確認しておくと良いでしょう。

 

以下では施術当日の流れについて解説します。

当日の流れ

はじめに行われるのが、詳しいカウンセリングです。
担当のカウンセラー・医師が具体的な悩みや希望を確認し、治療方針を検討していくことになります。その後は、洗顔を行いましょう。

 

施術開始前には、痛み軽減のための麻酔が施されます。
唇のヒアルロン酸注射の場合、表面麻酔のほか、麻酔クリームや麻酔テープなどが代表的です。
どのような麻酔を導入しているのかはクリニックによって異なります。

 

麻酔が効いたらヒアルロン酸の注入です。
注射器を使用し、唇にヒアルロン酸を注入していくことになります。

 

ヒアルロン酸は即効性のある施術です。
そのため、本人がその場で鏡を見て仕上がりを確認しながら調整を行っていくこともあります。

 

治療後は特にクリニック内で様子をみる必要はありません。
メイクは施術直後からでも可能であるため、パウダールームを用意しているクリニックもあります。

 

施術後は1~2日程度腫れることがありますが、1週間程度で内出血も回復するケースがほとんどです。
施術後の過ごし方はクリニックから伝えられたものを守りましょう。

 

ヒアルロン酸注入は大きなリスクがない施術と言われますが、もし手術後に何らかのトラブルが起こった場合は、施術を受けたクリニックに問い合わせてみてください。

唇のヒアルロン酸注射の副作用・リスク・ダウンタイム

ヒアルロン酸注射は副作用やリスク、ダウンタイムといったものが少ないことでも知られています。
ですが、全くないわけではありません。
副作用として現れやすいのが、内出血や腫れ、しこりです。
確認しておきたいポイントを解説します。

内出血や腫れ

注射の針を差すことになるので、内出血や腫れが現れることがあります。
ただ、どちらも軽度で済むケースがほとんどであり、症状が見られるのもほんの数日です。

 

人によっては内出血が長く続いてしまうこともありますが、それでも2週間以内にはほぼ落ち着くでしょう。
なお、ほとんど内出血や腫れの症状が現れない方もいます。

 

ダウンタイムは一般的に1週間前後です。
この間は唇の見た目が気になることもあるので、マスクをつけるなどして対応すると良いでしょう。

 

メイクは施術の翌日から可能です。
そのため、内出血によって変色してしまった場合は、口紅やグロスなどを活用して隠すこともできます。

 

施術後に唇が膨らみすぎていると心配する方もいるようです。
ですが、数日は腫れによって唇が膨らんで見えることもあるので、施術後すぐに判断するのではなく、何日か様子を見ましょう。
なお、ヒアルロン酸は少しずつ体に吸収されるため、ボリュームは落ち着いてきます。

 

注意点として、ダウンタイムの間に飲酒や激しい運動、長時間の入浴などを行った場合は内出血や腫れが発生しやすくなってしまいます。
長引いてしまう恐れもあるので、特に施術当日は血行が良くなる行為は避けましょう。

しこり

しこりが発生している場合、唇内部でヒアルロン酸が固まっている可能性があります。
これは、ヒアルロン酸を注入する際に十分に混ぜなかった、または選択したヒアルロン酸の種類が適切ではないといった可能性が高いです。

 

そのため、きちんとした施術が行われていればしこりが発生することはほぼありません。
万が一、しこりが発生した場合は放置するのではなく、クリニックで一度診察を受けましょう。

 

失敗の修正が必要になった場合は、ヒアルロン酸を溶かす酵素であるヒアルロン酸溶解注射を使用した施術が行われることもあります。
ただ、特に顔にできてしまうヒアルロン酸を原因としたしこりは非常に細かいことから、ヒアルロン酸溶解注射を使用しても取り除けないケースがある点に注意しましょう。

 

こういったトラブルを避けるためにも、クリニック・医師選びが非常に重要といえます。

切開を避けたい場合にも向いている施術

いかがだったでしょうか。
人中短縮に活用できるヒアルロン酸について解説しました。

 

特徴や注意しておきたいポイントなどがご理解いただけたかと思います。
メスを使用しないので、切開を伴う施術は避けたいと考えている方にも向いています。

 

ただ、継続して効果を実感していくためには、定期的に施術を受けなければなりません。
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監修者

カスタマーサポート責任者:小島

NBSへ入社後、エステサロンの勤務から始まり、数々の経験を経て店舗責任者として勤務。
サロンにおいてはサロン売上№1、新規カウンセリング平均成約率95%、お客様指名率№1、アンケート回収率№1など。現在はカスタマーサポート責任者として、オーナー様やサロン顧客様の満足度向上を果たすために様々なサポートを実施中。

▼多数セミナーにも登壇
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