エリシスセンスとポテンツァはどちらが良い?特徴と期待できる効果
美肌治療にはさまざまな選択肢があり、だからこそどれを選べば良いか悩んでしまいます。
中には「エリシスセンスとポテンツァはどちらが良いの?」と疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。
そこで、これら2つの施術に興味を持っている方のため、それぞれの違いや期待できる効果を解説します。
この記事を読むことによって施術の特徴や自分の場合はどちらが向いているのかが見えてくるので、ぜひ参考にしてみてください。
【比較表】エリシスセンスとポテンツァの違い
どちらも美肌治療の一つです。
治療方法は、どちらもニードルRF呼ばれるマイクロニードル(針)と、RF(ラジオ波)を組みあわせたものです。
マイクロニードルを使い、肌に非常に小さな穴を開け、肌が持つ創傷治癒力によってコラーゲンやエラスチンといったものの生成を促進します。
以下のような特徴があります。
施術 | エリシスセンス | ポテンツァ |
治療方法 | マイクロニードル(針)・RF(ラジオ波) | マイクロニードル(針)・RF(ラジオ波) |
期待できる効果 | ニキビ・ニキビ跡、肝斑、肌質改善、毛穴、小じわ、赤ら顔、たるみ | ニキビ・ニキビ跡、毛穴、小じわ、赤ら顔、下瞼の脂肪 |
痛み | 少ない | ある |
ダウンタイム | 半日~1日程度 | 1~2日程度 |
施術時間 | 15~30分程度 | 30~60分程度 |
施術間隔 | 1カ月に1回 | 4~6週間に1回 |
料金(全顔) | 30,000~60,000円 | 50,000~100,000円 |
ここでは、おさえておきたいそれぞれの違いを解説していきます。
痛みの違い
痛み弱いのは、エリシスセンスです。
これは、エリシスセンスには、特許技術であるダブルショット機能が搭載されていることが関係しています。
ダブルショット機能とは、1回のショットで異なる深さの皮膚層にエネルギーを届ける仕組みのことです。
つまり、1回で2回分の効果があることから施術に必要な時間が半減され、痛みに耐えやすくなります。
そのため、ポテンツァに挑戦したことがあるものの痛みの問題から継続できなかったといった方にはエリシスセンスが向いているでしょう。
ただ、ポテンツァのほうが痛みがあるといっても、我慢できないほどではありません。
美肌治療の中では比較的痛みが少ない施術ともいわれています。
エリシスセンスが登場する前は、痛みが少ない治療法として知られていました。
ダウンタイムの違い
ダウンタイムは、エリシスセンスのほうが短く済みます。
これも高周波のダブルショット機能による働きです。
特に、仕事や学校の休みがなかなか取れない方にとって、ダウンタイムが短くするのは非常に魅力的といえます。
もちろん、肌への反応は個人差があるため、必ずしも一日程度でダウンタイムが終了するとはいえません。
ですが、ダウンタイムによる赤みや腫れといったものが長引くと困る方にはエリシスセンスが向いています。
施術時間の違い
施術時間が短く済むのもエリシスセンスです。
ダブルショット機能により、1回で2回分のショットができるためです。
時間にするとポテンツァの半分程度の時間で済むことになります。
施術が早く完了するというと、その分、効果が薄くなってしまうのではないかと心配する方もいるでしょう。
ですが、エリシスセンスの場合は1回のショットで2回分の効果が得られる仕組みとなっているため、施術時間を大幅に抑えながらも効果はポテンツァと変わりません。
ただ、特に目の周りや口元など皮膚が薄い部分は慎重に施術を行わなければならないので、このあたりは時間がかかることもあります。
施術間隔の違い
施術間隔は、エリシスセンスが1カ月に1回程度であるのに対し、ポテンツァは4~6週間に1回です。
ポテンツァの場合、肌の悩みに合わせて、適したタイミングで施術を受けることになります。
個人差もありますが、施術を受ける感覚の目安は以下の通りです。
【ポテンツァの施術感覚】
- ニキビ・ニキビ跡:1カ月に1回
- 肝斑:2~4週間に1回
- 小ジワ・たるみ・赤ら顔:4週間に1回
ポテンツァは、効果の持続時間が1~3カ月ほどあります。
そのため、1~3カ月ごとを目安に施術を受けると良いでしょう。
繰り返し施術を受けると肌のターンオーバーが正常に行われるようになるため、コラーゲンやエラスチンといった潤い成分が活性化されることになります。
また、エリシスセンス・ポテンツァの両方に言えることではありますが、初めのうちは短い期間で通い、体が慣れてくる頃になると徐々に治療感覚を伸ばせる方が多いです。
それぞれの症状や改善したい悩みなどによって適した間隔が変わってくるので、医師に良く確認しましょう。
料金の違い
気になる料金に関してですが、1回あたりの施術にかかる費用はエリシスセンスが30,000~60,000円、ポテンツァが50,000~100,000円です。
一般的にエリシスセンスのほうが安いのは、施術時間が短く済むためその分人件費が削れるからと考えられます。
このことから、エリシスセンスはコストパフォーマンスに優れた施術といえるでしょう。
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ポテンツァの特徴と期待できる効果
ポテンツァの施術を受けたいと考えている方のため、ポテンツァの特徴や期待できる効果を紹介します。
ショット数が多い
ポテンツァはショット数が多いことから、それだけ創傷治癒効果が高い特徴を持っています。
そのため、比較的重度のニキビ跡やクレーターといった肌の悩みに対応しやすいのが特徴です。
ショット数が多いということはそれだけ痛みを感じやすいとも言えるのですが、効果を実施したい方にとって見逃せないポイントといえるでしょう。
14種類のチップから選択できる
ポテンツァでは、肌の悩みに合わせたチップを選択し、施術を受けることになります。
チップの種類が豊富なのもポテンツァの特徴です。
14種類あるのですが、1種類につき、1つの効果しか期待できないわけではありません。
例えば、スキンリサーフェシングと呼ばれるチップでは、小じわのほか、毛穴の開き、ニキビ跡などにアプローチ可能です。
まずはどのような肌の悩みを抱えているのか明確にし、自分に合ったチップを選択してもらいましょう。
ポテンツァの効果
ポテンツァに期待できる効果は実にさまざまです。
肌の悩みに対して総合的にアプローチできます。
ポテンツァによる効果の中でも特に注目したいのが、肝斑とニキビ跡・クレーターです。
肝斑の根治を期待できる
肝斑は、頬骨や額、口の周辺などに左右対称性に現れるシミのことです。
30代以降に発生することが多く、大きな肝斑が出演することもあるため目立ってしまいます。
ポテンツァは、肝斑を改善したいと考えている場合におすすめの方法です。
肝斑の大きな原因は、メラノサイトと呼ばれる色素細胞からメラニンと呼ばれる色素が過剰に産生されることが関係しています。
肌に刺激を与える治療法だとメラノサイトがさらに活性化してしまう恐れがあるため、肝斑治療にはメラノサイトを破壊せずにメラニンの生成を抑制する治療が効果的です。
ポテンツァは肝斑専用のチップが用意されており、メラノサイトにダメージを与えることなく肝斑にアプローチできます。
深いニキビ跡やクレーター肌の改善
ニキビが悪化してから治った場合、深いニキビ跡や凹凸が目立つクレーター肌につながってしまうことがあります。
ポテンツァにはニキビ跡チップやニキビ用チップがあり、できるだけ肌への刺激を抑えながら治療可能です。
一度ニキビができると悪化しやすく、ニキビ跡につながりやすい方にも向いているでしょう。
関連記事:ポテンツァに期待できる4つの効果とより良い結果を得るためのコツ
ポテンツァにあってエリシスセンスにないものとは?
ポテンツァにあってエリシスセンスにないといえば、肝斑やたるみの改善効果です。
これらの機能はエリシスセンスよりも優れています。
例えば、エリシスセンスには肝斑専用のチップがありません。
それどころか、肝斑にエリシスセンスを使用した場合は状態が悪化する可能性があります。
また、たるみ改善に効果的なのもポテンツァです。
たるみ専用のチップもあるので、効率よくたるみ改善を目指したいと考えている方に向いているでしょう。
ポテンツァの次世代機「エリシスセンス」の特徴と期待できる効果
ポテンツァについて紹介してきましたが、ここではポテンツァの次世代機でもあるエリシスセンスを取り上げます。
エリシスセンスによる施術で以下のような特徴・効果が期待できます。
ダブルショット機能
エリシスセンスの特に大きな特徴として挙げられるのが、ダブルショット機能です。
2回分のショットが一度で行えるので、その分施術時間や痛みを軽減できるのが魅力といえるでしょう。
また、肌がダメージを受ける時間も短くなるため、ダウンタイムの軽減にもつながります。
真空サクション機能
真空サクション機能とは、肌に機器を当てる際、肌を吸引しながらニードルチップを挿入するシステムのことです。
これにより、チップと肌がより密着しやすい状態になります。
これは、施術ムラを抑えるのにも役立つ技術です。
上まぶたや首などは通常だと施術しにくいのですが、皮膚を引き上げながら施術が可能であるため、これらの部位にもしっかりアプローチできます。
3種類のチップから選択できる
エリシスセンスで選択可能なチップは、3種類です。
以下のような特徴を持ちます。
【チップの種類と対応している肌トラブル】
- 25PIN:ニキビ跡や小じわ、毛穴
- 49PIN:黄ニキビ・紫ニキビと深いしわ・傷
- 1PIN:繰り返すニキビや下まぶたのしわ・脂肪
1PINと25PINは真皮にアプローチするチップです。
治りにくいニキビに対しては1PIN、肌の悩みに対して総合的にアプローチしたい場合は25PINのように使い分けができます。
49PINは表皮・真皮にアプローチできるチップです。
重度の症状にも対応可能ですが、ダウンタイムは1PIN・25PINよりも長くなります。
エリシスセンスの効果
エリシスセンスによって期待できる効果は、選択するチップによって異なります。
例えば、ニキビ跡や毛穴、小じわの改善などが主な効果として挙げられます。
また、赤ら顔の改善にも効果を発揮します。
赤ら顔は肌の奥にある毛細血管が透けて見えている状態です。
エリシスセンスで皮膚の浅い部分から深い部分まで優しく高周波エネルギーを照射することにより、新たな血管が作られ、赤ら顔を抑えることができます。
それから、ポテンツァでは難しい下まぶたの脂肪にアプローチできるのもエリシスセンスの大きな特徴といえるでしょう。
痛みが小さくダウンタイムが短い
エリシスセンスは、ポテンツァでは2回必要な照射を1回で行えることから、痛みが小さく、ダウンタイムが短く済むのが特徴です。
肌の悩みを改善させたいと考えてはいるものの、痛みの強い施術は受けたくないといった方が多いでしょう。
痛みに弱い方にも適しています。
また、ポテンツァの場合もダウンタイムは1~2日程度と短いのですが、エリシスセンスは半日~1日程度とさらに短いのが特徴です。
施術を受けても周囲に気づかれたくないと考えている方にも向いています。
アレルギー反応を抑制する
金属アレルギーによる反応が心配な方には、エリシスセンスが適しています。
ポテンツァの場合は金属アレルギーに悩んでいる方が多いニッケルやクロムでニードルが作られているのに対し、エリシスセンスは金属アレルギーのリスクが少ない金メッキのニードルを使うからです。
そのため、ポテンツァは金属アレルギーの関係で選択できなかった方もエリシスセンスであれば検討しやすいでしょう。
エリシスセンスにあってポテンツァにないものとは?
エリシスセンスにあってポテンツァにないものとして、目周辺へ施術が可能であることが挙げられます。
これは、エリシスセンスが持つ真空サクション機能によるものです。
ポテンツァでは施術が難しい目尻や目の下の脂肪、たるみといったものの改善に役立ちます。
目の周辺は加齢の影響が現れやすく、小じわやたるみによって老けた印象になっている方も珍しくありません。
顔の中でも目元周辺に悩みを感じている方はエリシスセンスに注目してみましょう。
エリシスセンとポテンツァ、どちらが向いている?
エリシスセンスとポテンツァは、どちらか一方が優れているとはいえません。
それぞれどのような人に向いているのか解説します。
エリシスセンスが向いている人
エリシスセンスが向いているのは、基本的にポテンツァでなければならない理由が特にない人です。
というのも、エリシスセンスはコストや施術の早さ、ダウンタイムの短さなどにおいてポテンツァよりも優れています。
このことから、できるだけ費用を抑えてニードルRF治療を受けたい方や、忙しくてあまり施術に時間を割けない方、腫れや赤みが続くと困る方などにぴったりです。
また、ポテンツァと比較すると痛みを抑えられることから、痛みに非常に弱い方などにも向いているでしょう。
顔の中でも特に下まぶたの脂肪が気になる方や、赤ら顔の改善に効果的な施術を受けたいと考えている方にもエリシスセンスをおすすめします。
金属アレルギーの方でも選択しやすい施術です。
ポテンツァが向いている人
ポテンツァが向いているのは、エリシスセンスでは対応が難しいような重度のニキビ跡や深いクレーターに悩んでいる方です。
ポテンツァであればこれらの悩みに対して効果的にアプローチが可能なチップが用意されているので、高い効果が期待できます。
また、肝斑に悩んでいる方にもエリシスセンスよりもポテンツァがおすすめです。
エリシスセンスと比較すると費用は高くついてしまいますが、効果的に重度のニキビ跡や肝斑対策をとりたいと考えている方に向いているでしょう。
個人差はありますが、ダウンタイムとして1~2日程度必要になるので、この間はマスクなどでごまかせる方や、休みが取れる方にも向いています。
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自分に適した治療を選択することが重要
いかがだったでしょうか。
エリシスセンスとポテンツァについて解説しました。
それぞれの特徴や向いている人などがご理解いただけたかと思います。
各施術で高い効果が期待できる肌の悩みが異なるので、自分に適したほうを選択しましょう。
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エリシスセンスやポテンツァは高周波を使用した施術であり、MetaLTにも高周波を針状に照射する機能が搭載されています。
肌への負担をできるだけ抑えながら角質層までしっかりアプローチが可能です。
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カスタマーサポート責任者:小島
NBSへ入社後、エステサロンの勤務から始まり、数々の経験を経て店舗責任者として勤務。
サロンにおいてはサロン売上№1、新規カウンセリング平均成約率95%、お客様指名率№1、アンケート回収率№1など。現在はカスタマーサポート責任者として、オーナー様やサロン顧客様の満足度向上を果たすために様々なサポートを実施中。
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