40代から抱えやすい肌悩みの原因と解決するためにできるスキンケア

40代に入ると、ホルモンや体調とともにお肌のコンディションにも変化が現れます。

特に、加齢によってターンオーバーが乱れると、紫外線やストレスの影響に肌細胞の入れ替えが追いつかず、シミやくすみとして現れます。その他にも、乾燥やハリの減少、筋肉の衰えによるシワが現れ、表情の印象が変わることもあります。

この記事では、40代に特有の肌悩みがなぜ現れるのか、原因と解決方法について詳しく解説します。日常生活で実践できる肌悩みの対処法を詳しく見ていきましょう。

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40代に突入すると肌はどうなるの？

40代は、代謝の低下やターンオーバーの周期変化など、さまざまな要因が肌に影響しやすい年代です。古い細胞を入れ替える肌のターンオーバーのスピードが緩やかになり、古い角質が肌に残ったまま、肌のトーンがくすんで見えるようになります。

ハリのある肌を支えるコラーゲンやエラスチンが減少すると、弾力が失われ、シワやたるみが目立つようになります。生活習慣にもよりますが、紫外線や酸化ストレス、喫煙といったダメージが蓄積すると、くすんだ肌にシミやそばかすが増えると、老けて見える可能性があります。

女性の場合は、卵巣で分泌される女性ホルモンの量が加齢によって減少し、肌の水分量が減ったり抗酸化力が衰えたりする可能性も。また、顔から首にかけての筋肉が衰えると、たるみやシワが目立つようになります。

これらの肌悩みに対処するためには、継続的なアンチエイジングが欠かせません。しかし、生活習慣の乱れやストレス、女性の場合は出産などがお肌の状態に影響することもあります。

40代が抱える肌悩み

40代に入ると、肌悩みは「年齢サイン」と「うるおい不足」の2つに大きく分けられます。2つのサインについて、どのような特徴があるのか詳しくみていきましょう。

年齢サイン

年齢サインとは、加齢によって発生するさまざまな肌トラブルのことです。シミ・シワ・くすみ・たるみが代表的な肌悩みです。

【シミ】

シミは、メラニンと呼ばれる色素の一種が皮膚の中に過剰に生成されて発生する色素斑です。有害ではありませんが、紫外線や加齢、炎症といったさまざまな影響により発生します。

【シワ】

シワには、生まれつきできる表情ジワのほか、加齢による乾燥で生じる乾燥ジワ、コラーゲンなどの成分が減少して発生する加齢ジワがあります。たるみがひどくなってくると、あごの下などに重力によるシワができる場合もあります。

【くすみ】

くすみとは、肌がもつ本来の明るさ・色合いよりも暗くかすんで見えている状態です。カサついたような質感があり、ツヤがなく青白いような見た目のものもあります。加齢による乾燥や血行不良が肌にダメージを与えることで発生するトラブルです。

 

関連記事：40代に突入してから肌のハリが失われる原因とアンチエイジング方法

【たるみ】

たるみは、コラーゲンやエラスチンなどの弾力成分が加齢によって減少し、肌が下垂しやすくなる現象です。紫外線や筋力低下によっても発生します。

うるおい不足

肌のうるおい不足とは、肌表面に適度な皮脂が分泌されにくくなり、乾燥してざらつきやカサついた感触になる状態を指します。

なめらかだった肌が水分や油分を失うと、ツヤがなくなり、手触りもざらつきを感じるようになります。化粧水や乳液で一時的に保湿を行ってもすぐに乾燥し、スキンケアの効果を感じにくい場合もあります。

40代で肌悩みが増える理由

40代で肌悩みが増える理由として、「女性ホルモンの減少」「紫外線によるダメージ」「表情筋の衰え」「骨の萎縮」が挙げられます。

それぞれの原因について、詳しく見ていきましょう。

女性ホルモンが減少するため

男女ともに加齢によってホルモンの分泌量は減少します。女性の場合は、女性ホルモン・エストロゲンが肌の水分量を保持する役割をもっており、エストロゲンが減少すると、肌は乾燥しやすくなります。

加齢によりコラーゲンが生成されにくくなることも、肌の弾力低下からたるみやシワを引き起こす原因です。

紫外線によるダメージを受けているため

紫外線は肌に当たるとメラニンの生成を促します。通常、肌細胞はターンオーバーによって入れ替わるため、メラニンは老廃物として排出されます。しかし、ターンオーバーが正常に機能しないと、シミやそばかすが増えます。

紫外線は肌のバリア機能を低下させる要因にもなります。肌が水分を失い乾燥すると、肌荒れやかゆみ、カサつきや粉が吹いた状態になり、くすみが目立つようになります。

表情筋が衰えているため

表情筋とは、顔から頭部や頸部にかけて存在し、目や口の開閉や表情の変化を担う筋肉の総称です。

加齢によって表情筋が衰えると、皮膚の土台がもろくなり、肌のたるみやシワができやすくなります。その結果、見た目が老けて見えることもあります。

また、筋肉が衰えると血流が滞りやすくなり、肌のくすみやむくみが生じることもあります。

骨が萎縮しているため

加齢は、骨量の減少や骨の萎縮を招くことがあります。骨の変化は、輪郭や表情、皮膚の位置に影響を与えます。そのため、老けて見えるだけでなく、頬がこけたり、目の周りにくぼみができたりしやすくなります。

骨は筋肉と同じく顔の土台となる組織のため、萎縮や減少によって皮膚がたるんでしまい、シワも目立つようになります。

スキンケアで40代の肌悩みを解決するポイント

スキンケアで40代の肌悩みを解決するためには、年齢に応じたケアを継続する必要があります。

ここからは、スキンケアを行う際に重視したい4つのポイントを見ていきましょう。

ポイント①保湿を重視する

40代の保湿ケアでは、保湿に特化した化粧水や乳液を選びましょう。ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分を含むものを使用し、こまめに塗り直します。

化粧水や乳液を使っても乾燥する場合は、保湿クリームやマスクを追加し、室内では加湿を心がけましょう。

スキンケア製品は、必ず肌に合うものを選びましょう。高品質の成分が含まれていても、肌に合わなければ赤みやヒリヒリ感といったトラブルにつながる可能性があります。

ポイント②洗浄力がやさしいクレンジングを使用する

洗顔料は、肌の油分を過剰に取り除かないものや、しっとり系・乾燥肌向け・敏感肌向けのものを選びましょう。

肌の水分や油分が急激に失われると、自然な保湿ができず、乾燥が続きます。皮膚のカサつきやザラザラ感が出てきてしまうため、保湿と合わせて洗浄力が高すぎないクレンジングを使用するようにしてください。

洗顔は熱湯ではなくぬるま湯で行い、毛穴に汚れを残さないようにすすぎをしっかりと行いましょう。

ポイント③美容液で集中ケアを行う

美容液には、化粧水や乳液に含まれない成分が多く、少量でも高い効果が期待できます。40代からのスキンケアには、アンチエイジング成分が含まれた美容液を選ぶと良いでしょう。

アンチエイジングに役立つ成分には、コラーゲンやエラスチンの生成を促すものや、抗酸化作用のあるものがあります。

使い慣れたブランドの美容液であれば肌トラブルのリスクが少ないため、まずは普段使用している化粧水や乳液と同じブランドの美容液から試してみてください。

ポイント④紫外線対策をしっかり行う

紫外線は年齢を問わず肌トラブルの原因になるもののため、日焼け止めや日傘・帽子でしっかりと対策を行いましょう。

肌に直接日光が当たらないよう、室内でもカーテンなどを活用して肌を守ることが大切です。

日焼け止め以外では、メイク下地やファンデーションにも日焼け止めの機能をもつものがあります。念入りに紫外線対策を行うときは、化粧品にもこだわってみてください。

スキンケアやメイクだけでなく、普段の食事からも紫外線対策が可能です。抗酸化作用のある食材を積極的に取り入れることで、身体の内側からケアできます。

プラスアルファ覚えておきたい！40代でキレイな肌を保つ方法

40代でキレイな肌を保つ方法として「家庭用美容器でケアする」「生活習慣を見直す」「表情筋のトレーニングを実施する」という3つのポイントが挙げられます。

美肌に役立つセルフケアのポイントを詳しく見ていきましょう。

家庭用美容器でケアする

肌のトーンを整えるLED機器や、毛穴の汚れを取り除くスチームローラー、フェイシャルマッサージなどの家庭用美容器を使用すると、くすみやターンオーバーの乱れをケアできます。

スキンケアや紫外線対策を組み合わせることで、より高いアンチエイジング効果が期待できます。

生活習慣を見直す

美肌を維持するためには、食事・睡眠・運動などのバランスに配慮しましょう。

スキンケアや紫外線対策だけでは、美しい肌を維持するのは難しいでしょう。インナーケアやストレス対策の観点からも、生活習慣を見直すことが重要です。

食事は偏りなく、栄養バランスに配慮して食べすぎや少食になりすぎないように注意しましょう。喫煙は肌のコンディションに悪影響を及ぼすため、禁煙や減煙を心がけましょう。

表情筋のトレーニングを実施する

顔の奥にある表情筋は、年齢とともに衰えていきます。そこで、表情筋のトレーニングを取り入れ、筋肉のケアを行うことで、肌の弾力を維持しましょう。

表情筋のトレーニング方法としては、口角上げ・頬のリフトアップ・目元・唇のエクササイズが挙げられます。目や口を大きく開けるだけでも筋肉のトレーニングになり、一定時間キープし、元に戻すエクササイズを繰り返しましょう。

顔全体を軽くマッサージすることも、表情筋を刺激する方法の一つです。ただし、強い力で押さえたり揉み込んだりせず、気持ちが良いと感じる程度にほぐすようにします。

40代の肌悩みは生活習慣から改善が必要

今回は、40代が抱える肌悩みについて、トラブルが起きる原因と解決策、美肌をキープする方法を紹介しました。

お肌の悩みは思春期ごろから始まりますが、年齢を重ねると肌へのダメージが蓄積し、ターンオーバーの働きが低下し、美肌を維持しにくくなります。そこへさらに紫外線や筋力の低下が加わると、年齢よりも老けて見える可能性があります。

シワやくすみは多くの方が経験する代表的な肌悩みです。これらのトラブルを防いで美肌を保つためには、毎日の保湿でバリア機能を強化し、肌ダメージを抑えることが大切です。基本的なケアを続けることで、40代以降も健康的で美しい肌を維持できます。

NBSから提供している美顔器「MetaLT」は、5つの機能を搭載しており、さまざまな肌悩みにお応えいたします。続けやすいように操作性にも配慮しておりますので、初めて美顔器を購入される方もぜひご検討ください。

▼葉山潤奈さんにMetaLTのご紹介いただきました。

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