儲かる自宅エステサロンのポイントは？収入アップのポイントについて
美容に関する情報を知りたいと思われている方に向けて、儲かる自宅エステサロンについての情報をまとめました。
美容情報に興味がある方の中には、「自分でサロンを開いて誰かをきれいにしたい」「自宅でサロンを経営したい」と思われている方もいるでしょう。しかし自宅エステサロンで儲かるかどうかと、不安を抱き、なかなか実行に移せない方は多いものです。
そこで今回の記事では、儲かる自宅エステサロンを目指すためのポイントについて解説します。
参考にしていただければ、自宅で働きながら高収入を得るためのポイントが理解できるでしょう。
自宅サロンの収入
まず自宅エステサロンは儲かるのかどうか、収入から判断してみましょう。収入は店舗により異なるため一概には言えませんが、1か月あたり10万円～80万円であることがほとんどです。かなり幅が広いことがおわかりいただけるでしょう。
もちろん、自宅サロンの売上によっても異なりますが、実は利益率によっても収入は変化します。
利益と利益率
自宅サロンの収入は「利益」と「利益率」によるものです。「売上」のことではありません。
利益と利益率の算出方法は次のとおりです。
【算出方法】
- 利益：売上－経費
- 利益率：利益÷売上×100
利益とは売上から経費を差し引いた金額のことを指します。そして売上に対して利益が占める割合が利益率です。
つまり売上が多かったとしても、利益率が低ければ収入は減ることになります。収入を高めるためには売上を上げることも大切ですが、最も重要となるのは利益率を高めていくことです。
正社員との比較
自宅エステサロン経営と正社員の収入を比較すると、自宅エステサロン経営のほうが儲かる可能性が高いと言えるでしょう。
正社員としてサロンで働くと、収入は安定するでしょう。しかし一定の収入以上を目指すのは難しく、企業から支給される給与を受け取るだけとなります。
一方で自宅エステサロンであれば、経営次第で大きく収入をアップさせられることも。売上に対する利益率が経営者の収入となるため、売上を上げて経費を削減できれば、どんどん収入が増えるかもしれません。
もちろん自宅エステサロンで確実に儲かるとは言えません。正社員として働いたほうが収入が多くなることも考えられます。しかし可能性に満ちているのは自宅エステサロンのほうでしょう。
自宅サロンの収入と場所の関係
自宅エステサロンが儲かるかどうかは、「場所」と大きな関係があります。多くの場合は持ち家もしくはマンションの一室で経営するでしょうが、それぞれが収入にどのように関わってくるのか見ていきましょう。
持ち家の場合
持ち家でサロン経営を行う場合、賃料が不要となり経費を抑えられます。しかし立地によっては集客しづらく、売上が伸びにくいかもしれません。
しかし賃料を支払わなくても良いことは、大きなアドバンテージとなるでしょう。
関連記事：自宅でエステサロンを開業するメリットと成功のための注意点について
マンションの場合
賃貸マンションを利用するケースでは、家賃が経費となるため利益率が低くなってしまいます。立地によって集客しづらい可能性があることは、持ち家と同じ条件です。
また賃貸で事業を行うなら、トラブルを防ぐためにも物件の所有者に許可を取ってから開業しましょう。
自宅サロンの収入を上げるポイント
自宅エステサロンを開業するなら、やはり儲かるサロンにしていきたいのは当然のことでしょう。それではどのように運営すれば収入が上がるのでしょうか。
これから儲かる自宅エステサロンづくりを行っていきたいと考えている方に向けて、収入アップのためのポイントをご紹介します。
ポイント1：ターゲットを決める
最初のポイントは、対象とする顧客層を決定することです。サロンのメニューやサービスはお客さまに喜んでもらうためのもの。ターゲットを絞り込まなければ、どのようなメニューやサービスを提供すべきか不明瞭になってしまいます。サロンのコンセプトにも影響するポイントなので、じっくりと考えてみてください。
まずは年齢・性別・美容の悩みなどを具体的に考えて、ターゲットとなる人物像を明確にすることから始めましょう。想定された人物像の悩みは、どのようにすれば改善されるでしょうか？
ターゲットの悩みを的確に解決できるようなサービスを提供できれば、リピーターも獲得しやすくなります。
サロンのコンセプトやメニューを決めるためには、ターゲットを明確にすることが重要です。
ポイント2：化粧品などの物販を行う
儲かる自宅エステサロンにするには、化粧品などの物販を行うことも欠かせません。施術だけでは売上を伸ばすのは難しいでしょう。そこで役立つのが化粧品の販売です。
お客さまにとっても、自宅でも美を保ちやすい化粧品を販売してもらえることは嬉しいもの。気に入ってもらえれば定期的な購買が期待でき、エステサロンの売上を底上げしてくれるはずです。
売上の安定化にも役立つので、施術だけを提供するのではなく、化粧品を販売することを検討しましょう。
ポイント3：スクールを開校する
スクールを開校するのも方法のひとつです。受講料を得られれば、施術や化粧品販売以外の収入源を確保できます。
それほど専門的な内容を教える必要はありません。お客さまを対象としたスキンケア講座やアロマテラピー講座など、持っている知識や技術を教えるためのスクールを開校してみてください。お客さまがお友達を誘うことで、新規顧客開拓につながる可能性があります。
スクールの評判が高ければ、講師としての仕事のチャンスが舞い込んでくることもあるでしょう。スクール開校は自宅エステサロンだけにとどまらず、外の世界での仕事を獲得するきっかけになることもあります。
ポイント4：WebサイトやSNSで宣伝する
自宅エステサロンで儲かるためには、積極的な宣伝も重要です。チラシを作成したりテレビCMを流したりすると費用がかかります。しかしWebサイトやSNSでの宣伝を行えば、無料でサロンの認知度を高めることが可能です。
インターネットでの宣伝を駆使すれば、より多くの方にエステサロンの存在を知ってもらえます。広告費がかからないため、こまめに投稿をすること、有益なコンテンツを配信することを意識しましょう。多くの人の目に留まるようになれば、新規顧客を獲得することも期待できます。
WebサイトやSNSでの宣伝は、コストパフォーマンスの高さに優れています。積極的に活用することをお勧めします。
ポイント5：むやみに値下げしない
売上を伸ばしたかったとしても、むやみに値下げをすることはお勧めできません。特に自宅エステサロンを開業したばかりのころは、価格を下げてでも集客したいとの気持ちに駆られることもあるでしょう。
しかし値下げをすると客単価が下がります。売上を伸ばすにはより多くのお客さまに施術をしなくてはならなくなり、労力と得られる収入とのバランスが悪くなるはずです。
また最初に料金を下げて集客に成功したとしても、その後の値上げが難しくなる問題が生じるでしょう。値上げをすると離れてしまうお客さまがいるかもしれません。そのためむやみに値下げをして、集客を行う方法は避けるようにしてください。
ポイント6：生活感を出さない
儲かる自宅エステサロンの基本となるのが、「生活感を出さない」ことです。自宅で開業をすると、お客さまから見て「生活感がある」と思われてしまうことがあります。しかしお客さまはエステサロンに「非日常の中でリラックスできること」を求めている場合も少なくありません。
生活感が出てしまうと、一般的なエステサロンのような雰囲気が感じられなくなります。施術を行うための個室は、非日常感を得られるように内装や雰囲気を整えることが大切です。
ポイント7：予約システムを導入する
自宅エステサロンで儲けるには、予約システムを導入しましょう。システムがなければ電話対応や予約の受付、お客さまとのやり取りをすべて人がこなさなければなりません。もし施術中に電話がかかってきたとしたら、着電を逃してしまい、施術中のお客さまの満足度が下がってしまいます。
しかし予約システムを導入すれば、新規顧客獲得を逃しにくくなります。インターネットから予約ができるため、経営者とお客さま双方にとって、いつでも利用可能な便利なシステムです。
規模の小さな自宅エステサロンでも、予約システムを導入するメリットは大きいと考えられます。
経営・集客を学ぶ重要性
経営や集客を学ぶことは、自宅エステサロンで儲かるために必要不可欠です。
自宅で開業しているとは言え、やはり経営者であることに変わりはありません。一企業と変わらず、経営や集客のための方法を学び、経営者としての能力を身につけることは重要です。
学べる場はセミナーやコンサルなど多数用意されています。実際にエステサロン経営を経験した方の体験が聞けることもあり、非常に役立つはずです。
儲かる自宅エステサロンを目指すなら、「学ぶ姿勢」を持ち続けることが大切です。
儲かる自宅エステサロンにするには収入アップのコツを押さえて
いかがでしたでしょうか？この記事を読んでいただくことで、儲かる自宅エステサロンのつくりかたがご理解いただけたと思います。
自宅エステサロン開業にとって必要なことは、どのようにお客さまを集め、客単価を上げていくかにかかっています。そして利益率を高めるための施策を練りましょう。
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