結婚式前にやるべき美容スケジュールと自宅で実践したいセルフケア
結婚式は一生の思い出となる特別な日であり、その準備として取り組みたいのが結婚式前の花嫁美容です。
「どんなケアをすればよいかわからない」「いつから始めるべきか知りたい」と感じている方もいるでしょう。
そこで、結婚式の半年前から当日までに行いたい具体的な美容ケアを時期別に紹介していきます。
この記事を読むことでブライダルエステや美容治療を活用した方法のほか、自宅でできるケアの方法もわかるようになるので、ぜひ参考にしてください。
結婚式の半年前から始めたい花嫁美容
結婚式前の準備にはいろいろなタイミングがありますが、半年ほど前から準備を始めれば、さまざまな花嫁美容をしっかり実践できます。
「まだ時間がある」と油断せず、直前に慌てないよう余裕をもって進めていきましょう。
ここでは、半年前から始めたいおすすめの美容ケアを4つ紹介します。
ダイエット
現在の体型に納得できていないのであれば、ウェディングドレスを美しく着こなすためにもダイエットに取り組んでみるのがおすすめです。
計画的に進めるためには、結婚式の半年ほど前から開始しましょう。
たとえば、現段階では入らないけれど、憧れているウェディングドレスがある方もいるはずです。
一般的にウェディングドレスは遅くとも結婚式の3か月前ころまでは決定・予約することになります。
結婚式までに半年程度時間がある場合は、本格的なダイエットに取り組むことでドレスを決定するまでに多少絞れるので、憧れのドレスに挑戦できる可能性もあります。
健康的に食事をとりながら5kg程度の減量を目指すことも十分に考えられます。
たとえば「半年で5kg減らす」よりも「1か月に1kg減らす」と考える方が継続しやすいでしょう。
食事制限などをして短期間で無理に痩せると、肌や髪にまで影響が出てしまう恐れがあります。
半年あれば、栄養バランスを整えながら無理のないペースで取り組みやすくなります。
糖質を摂り過ぎている場合は量を調整し、適正なカロリーを確保して運動を組み合わせるのが基本です。
人によって適しているダイエット方法は異なるので、自分に合った方法を選び、継続できることを優先しましょう。
結婚式直前では間に合わないこともあるため、早めに取りかかるのがポイントです。
脱毛
脱毛は完了までに時間がかかるため、結婚式の半年前のように余裕をもって始めるとよいでしょう。
とくに重点的にケアしたいのは、ウェディングドレスから見える腕、背中、うなじなどの部位です。
産毛の脱毛には時間がかかることもあるので、早い段階から取り組みましょう。
美容クリニックや美容皮膚科で受ける医療脱毛は1回あたりで変化を感じる方もいると言われています。
脱毛サロンなども選択肢に含め、通いやすさや料金を比較して検討しましょう。
ヘアケア
ツヤのある美しい髪は、花嫁の印象を大きく左右します。
短期間で髪の扱いやすさを大きく変えるのは難しいため、半年ほどかけて頭皮環境を丁寧に整えていくことが大切です。
週1～2回程度の集中的なトリートメントのほか、頭皮マッサージを取り入れましょう。
髪を長く伸ばしている場合、「一度カットして新しく伸ばそう」と考える方もいますが、半年では思うように伸びないことがあります。
長さがあるほうが当日のスタイルの幅も広がるため、安易に短く切るのは避けましょう。
当日に髪にツヤやハリが感じられるよう、計画的にヘアケアに取り組みましょう。
歯のホワイトニング
結婚式まで半年ほどあるのであれば、本格的な歯のホワイトニングも実践できます。
純白のウェディングドレスを着ると歯の黄ばみが気になりやすくなるため、注意が必要です。
写真や動画を見返したときに後悔しないためにも、歯のメンテナンスを始めましょう。
ホワイトニングには、歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、自宅で行うホームホワイトニング、これらを組み合わせた方法があります。
ホームホワイトニングは自分のスケジュールで取り組めますが、即効性を求めているのであればオフィスホワイトニングは短期間で明るさの変化を感じる方もいると言われています。
費用も異なるので、慎重に検討しましょう。
場合によってはホワイトニングと併せて、虫歯や歯周病の治療を行う場合もあるため、早めに歯科医院へ相談するのがおすすめです。
日々注意したいこととしては、コーヒーや赤ワインなど着色しやすい飲み物を摂った後は、うがいをして汚れを防ぐ習慣をつけましょう。
ホワイトニングをサポートする歯磨き粉などを使用するのもよいでしょう。
結婚式の2～3か月前から始めたい花嫁美容
結婚式の2～3か月前のタイミングになったら、より本格的に見た目を磨いていくことをおすすめします。
ドレスのフィッティングや前撮りなどのスケジュールも確認しながら具体的な計画を立てていきましょう。
この時期におすすめしたい花嫁美容は以下の3つです。
ブライダルエステ
ブライダルエステとは、結婚式前に行う総合的なケアのことをいいます。
一般的には2～3か月前から始めるのが理想とされており、半年ほど前から準備できなかった方でも十分に間に合います。
ブライダルエステにはさまざまな種類があり、代表的な種類は以下の通りです。
【ブライダルエステの種類】
- フェイシャルエステ：肌のくすみや乾燥、毛穴の開きなどを整えるケア
- ボディエステ：主に背中や二の腕などドレスから見える部分のケア
- シェービング：顔や背中などの産毛や古い角質を整えるケア
- デコルテケア：首から胸元にかけてのハリやツヤを整えるケア
- リラクゼーション：アロマを用いたトリートメントやマッサージ
気になるものから検討してみましょう。
ブライダルエステで行われるメニューの多くは、見た目をきれいにするためのものです。
一方、リラクゼーションについては緊張を和らげ、心身を整える目的があります。
ブライダルエステにかかる費用は人によって大きく異なりますが、10万円前後が一つの目安です。
美容鍼
美容鍼とは、顔や頭皮に細い鍼（はり）を打ち、健康的で美しい肌を目指すための施術です。
通常のスキンケアにプラスする形で行うと効果的です。
ブライダルエステを受けられない方にも人気があり、1回あたり1万円前後と比較的手軽に試せます。
顔のツボを刺激することで、血流促進やリフトアップ効果が期待できますが、体質によっては一時的に赤みや腫れが出る場合もあります。
そのため、式の直前ではなく2～3か月前から定期的に通い、肌の状態を整えておくと安心です。
姿勢矯正
ドレス姿を美しく見せるためにも、正しい姿勢でいることは非常に大切です。
猫背の状態ではドレスラインがきれいに見えにくくなるため、早めに姿勢を整えておきましょう。
ブライダル用の矯正コースをご用意しているサロンや整体院に相談してみてはいかがでしょうか。
また、姿勢を正しく維持するためには、自身で気をつけることも大切です。
デスクワーク中やスマートフォンを使うときの姿勢など、日常の習慣から見直していきましょう。
結婚式の当日までに完了させたい花嫁美容
結婚式が間近に迫ったら最終的な仕上げをしていくことになります。
当日の印象を左右する4つのケアを紹介します。
ネイル
結婚式では指輪交換が行われることもあり、花嫁の手には注目が集まります。
一般的なマニキュアは剥がれやすく、ネイルチップは取れやすい傾向があるため、当日のトラブルを防ぐ目的でジェルネイルを選ぶのがおすすめです。
ジェルネイルを試したことがない方は、結婚式の直前に利用するのではなく、2か月ほど前に一度試しておくと安心です。
人気のサロンは予約が埋まりやすいため、早めにスケジュールを確認しておきましょう。
ヘアカット＆カラー
髪の根元が伸びて色の違いが目立つと、全体の見た目が損なわれてしまうため、結婚式までにカットとカラーを済ませておきましょう。
根元まで美しい状態で結婚式に臨みたいのであれば、式の2～3日前に髪を染めておくのがおすすめです。
スタイリストには「結婚式に向けたヘアカットである」ことを伝え、当日のヘアセットに合ったスタイルに整えてもらうことが重要です。
まつ毛エクステ
目元華やかに見せたい方に選ばれているのが、まつ毛エクステです。
結婚式では感動して泣いてしまう方もいますが、マスカラをつけると涙によって目元のメイクが崩れてしまう可能性があります。
まつ毛エクステを利用することで、目元の化粧崩れを防ぎやすくなります。
ただし、アレルギー反応が出る場合もあるため、初めての場合は数週間前に一度試しておくと安心です。
本番直前ではなく、2～3日前を目安に施術を受けましょう。
眉毛サロン
眉毛は顔の印象を大きく左右するパーツです。
大切な結婚式に向けて、プロに整えてもらいましょう。
早すぎると当日までに伸びてしまうため、結婚式の2～3日前がおすすめです。
初めて利用する方は、数か月前に一度試しておくことで失敗を防ぎやすくなります。
花嫁美容におすすめの美容治療
結婚式に向けて肌やフェイスラインを整えたいと考えているのであれば、美容医療も選択肢の一つです。
ただし、医療行為である以上リスクもあるので、安全面などもよく確認したうえで信頼できる専門医に相談しましょう。
ここでは短期間でも効果を実感しやすい方法について3つ紹介します。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングとは、専用の薬剤を使い、肌に残っている古くなった角質を取り除く治療です。
ターンオーバーの乱れが気になる方に選ばれる施術で、化粧のりの変化を感じる方もいます。
顔だけではなく、背中などにも施術ができるので、後ろ姿に自信を持ちたい方にもぴったりです。
施術後は赤みや乾燥を感じることがあるため、結婚式の直前ではなく1か月前程度を目安に行いましょう。
肩ボトックス
肩ボトックスは、肩周りの印象をすっきり見せたい方に選ばれている施術です。
施術後に赤みや腫れが出る場合があり、落ち着くまで1～2週間かかることもあります。
理想的なラインになるまで3～4週間を要するため、式の1か月前までに受けておくとよいでしょう。
糸リフト
糸リフトは、糸を皮下に挿入することで、顔まわりの印象を整えたい方から選ばれている施術です。
ただし、数日～1週間ほど腫れや違和感が出ることがあるため、直前の施術は避け、2か月前を目安に行いましょう。
自宅で簡単にできるセルフケア
美容医療だけではなく、自宅でできるセルフケアも組み合わせて実践していくのがおすすめです。
ここでは取り入れやすいおすすめの方法について4つ紹介します。
フェイスパック
フェイスパックは、肌の乾燥を補うのに役立つアイテムです。
肌のお悩みに合った成分が配合されているものを選択しましょう。
美容成分の濃いタイプを使う場合は、事前にパッチテストを行うことで肌トラブルを防ぎやすくなります。
半身浴
結婚式の準備期間は何かと忙しいので、リラックスのためにも半身浴を実践するとよいでしょう。
38～40度ほどのぬるめのお湯に20～30分程度ゆっくりと浸かります。
水を持ち込み、水分補給も忘れないようにしましょう。
リラックス効果のあるアロマオイルや入浴剤を使用するのもおすすめです。
入浴後はすぐに保湿を行い、肌の水分をキープしましょう。
ハンドケア
指輪交換やブーケを持つ場面では手元に注目が集まることがあります。
毎日ハンドクリームで保湿しましょう。
オイルを使ったマッサージもおすすめです。
寝る前の習慣にしてみてはいかがでしょうか。
インナーケア
外側のケアだけではなく、体の内側から整える「インナーケア」も意識しましょう。
バランスの取れた食生活や十分な睡眠、適度な運動を心がけることが大切です。
発酵食品を取り入れて腸内環境を整えることもおすすめです。
運動をすることで運動をすることで全身が温まり、肌の印象が明るく見えると感じる方もいます。
また、睡眠不足はターンオーバーを乱す原因になるため、7時間前後の質の高い睡眠を確保しましょう。
早めにスケジュールを立てて理想の仕上がりを目指そう
いかがだったでしょうか。
結婚式前に行いたい美容ケアについて紹介しました。
準備が遅れてしまっても、気づいた時点からできることを始めることが大切です。
自宅でも本格的なケアを取り入れたい方は、高級全身美顔器MetaLTをご活用ください。
クリニックのケアを参考にした機能を搭載しており、自宅で手軽に使える美容アイテムです。
空き時間を使って理想の花嫁姿に向けて、計画的にケアを進めていきましょう。
